本日2010年1月15日(金)午前1時4分、娘の『翼』が生まれました。

母子ともに健康です。この報告が出来たことを本当に嬉しく思います。今まで気遣って下さった皆様、本当にありがとうございます。今日から『翼』は皆さんと同じ空気を吸い、生きていきます。どうぞ娘をよろしくお願いいたします。

さてさてここからは、昨晩~『翼』誕生にかけてのAKMTドキュメントをお送りします。

■21時15分

仕事帰り、里帰り中の妻への電話がなかなか繋がらず、やっと繋がったと思ったら、陣痛らしき痛みが一定間隔で来てるとのこと。まだ陣痛とは断定できず、電話で病院に問い合わせてみるという。

■21時23分

電車に乗り込んでみると、再び電話。やはり陣痛らしく、入院するためにクルマで病院に向かうという。この時点で冷静さを失い、僕は無自覚に自宅へ戻ってしまった。

■22時10分

仕事先に電話を入れ、とにかく翌日お休みさせていただくよう、いろいろと段取りする。この時点で夜行バスに乗るチャンスを失う。仕事帰りに新宿で飛び乗る手もあったのに…。

■22時40分

今度は妻の妹から電話。病院について、そのまま分娩室に入ったという。出産までには少し時間がありそう。twitterで陣痛を知ったガレージCのチームメイト・高橋氏から着信もあり。もう始発まで待つしかない。落ち着かない気持ちを抑え込むべく、高橋氏とお話した。いやぁ、ほんと甘えちゃって申し訳ないです…。

電話を切り、一人ぼっち。携帯さえあればいつでも話せた妻。それが今は話せない。辛い思いをしているんじゃないかと、一緒に居てやれない悔しさがつのった。こんな期待と不安は今まで味わったことがない。とにかく無事生まれてきてくれることを祈った。今だから言えるが、何度も最悪の事態が脳裏をかすめた。最後に妻と交わした会話が「トイレ行ってくるわ」だと洒落にならない。とりあえずtwitterでボソボソつぶやく。

■1時50分

妻の妹から電話があり、無事生まれたことを聞かされる。驚いたことに、妻ともそのまま電話で話せた。娘の声も聞こえてきた。その声を聞いて少し実感した。僕の子なんだと。

…そして今に至る。

早く会いたくて仕方がないが、こればかりは物理的に仕方がない。というわけで、この記事を書いている。5時過ぎの始発に飛び乗り、8時半には新大阪につく。まだまだ先だなぁ…。まぁ安心したので、移動中に睡眠をとることはできそう。

お、写真が届いた! まさにライブ。これはどっちに似てるんだろう…。

さてさて、まだ時間がある。カートのブログらしく締め括らねば。親の希望としては、将来、翼にはカートに乗って欲しい。でも無理に乗せるつもりはない。とにかく僕が楽しくカートに乗っているのを見て欲しいと思っている。カートに乗る僕に影響されるか、それを応援する妻に影響されるか、それは分からない。今はどちらでも良いと思っている。

翼、生まれてきてくれて、ありがとう。そして妻へ、頑張ってくれて、ありがとう。すぐに会いにいくよ。