第4戦スペシャルカップ開催の日。場所はF1ドリーム平塚。どうにも憂鬱な降水確率だった。強烈な晴れ男のMs.I氏ですら、「今度は負けそうですねぇ…」なんて弱気な発言をしていた。個人的にはウェット・コンディションにも興味はあるが、雨だったら来ないという人もいる。雨の場合は予約のキャンセルも可能だが、そのへんの判断基準もよく分からない。東京で土砂降りなら、電話で確認してみるのも手だが、微妙な場合は現地・平塚に行ってみるしかない。天候とは別に、今回は皆より1時間ばかり前乗り込みして、10周ほど練習走行しておくつもりでいた。せっかくだから、天気の見張り役も買って出ることにした。
朝、東京はぎりぎり曇りを保っている状況。現地も雨は降っていなかったが、路面はハーフ・ウェット状態。僕より先に来ていた同僚HATO氏によれば、さっきまで降っていたという。 とりあえず僕はウェット路面での走行を体験できるし、皆が来るまでには乾くかもしれない。晴れ男Ms.Iマジック恐るべし、現実もそのとおりになった。
シティカートやサーキット秋ヶ瀬と、毎週遠征に出た効果なのか、ようやくカートという乗物に馴染んできた…、平塚に戻ってきて実感した。普通に走っても35秒台で走れる。一月前はあんなに無理に感じていたのに…。フリー走行・予選と35秒台で抜け、迎えた決勝。スピン3回に7台中6位と順位は最悪だった。でもリザルト表見て飛び跳ねた。ファステストは34秒8、目標だった34秒台をマークした！
これで妻との約束であるレーシング・シューズ購入条件は満たした。といっても、皆も着実に進歩しているので相対的には遅い。同僚HATO氏はついに32秒台に突入。レーシングカート購入条件、31秒台はまだまだ遠い。32秒台に負けてもらえないかなぁ…。やっぱり遅いよね。
