今日はショップ・ガレージCのプチ遠征計画、桶川スポーツランドへ行ってきた。

桶川スポーツランド

同サーキットはSLシリーズは開催されておらず、自ずとレース参戦を前提とした遠征を行なうことはない。しかし今年からガレージCでは、ホームであるサーキット秋ヶ瀬で土日にカート走行日のない週には、近場の桶川へと格安で遠征する方針を固めた。なんだかんだ全日本や榛名などのレースでスケジュールが立て込み、その機会は少なかったりするのだが、前回の遠征では諸先輩方にも好評で、僕としても是非参加したいと思っていた。6月の秋ヶ瀬は土日祝のカート走行日がわずか2回、しかも内1回がチャレンジカップという異常事態。まさに、そのタイミングが来たのだ。僕からも嘆願し、無事人数も揃ったことから、今回の遠征が実現した。

マイカートで秋ヶ瀬以外を走るのは初めて。自分のカートがホーム以外ではどういう動きをするのか、自分のカートの知らない面が楽しみでもある。前夜にはYouTubeでオンボード映像を見て予習。ちなみに同サーキットには独自のカートレース・シリーズはある。SSフレッシュマン・クラスのポールタイムをチェック。その1秒落ちの40秒を切ることを目標とした。ちなみにポールから一秒落ち、これはかつて秋ヶ瀬でレース出場を目指した際、チームと僕が基準タイムとして想定したのと同じ理屈。桶川でもレースに出れるタイムを目標としたわけだ。

ショップからトランポで約30分、同サーキットに到着。朝9時から午後5時まで、昼休みもない。秋ヶ瀬と比較すれば、2時間も走行時間が多い。2輪と交互に走行時間が区切られるのだが、今日はレース前日ということもあり、カート優先のタイムスケジュールだった。15分走っては、その15分後にまた走行なんてことはザラ。なんと12回も走行枠がある。

桶川スポーツランド

準備やなんやらで初回の走行時間は逃し、2回目の走行枠からスタート。まずはコースを知る。大雑把には秋ヶ瀬や大井松田と似たようなレイアウトだが、とにかく広くて大きく、そして高速。スピードがあるので、ブレーキングも秋ヶ瀬のような超短時間ではなく、長く強弱が必要。そして何といっても、高速S字。大井松田ショートのZコーナーにも似ているが、規模が大きい。面白い!!

本日2回目の走行、あっさり40秒を切り39秒8。目標達成! といって、この時点で納得してしまっても仕方ない。今日はレース前日ということで、桶川でSSフレッシュマン優勝経験もあり、秋ヶ瀬でも馴染みのI氏がいらしていたので、お話を伺いに行った。コンディション的にはそれほど良いわけではなく、I氏も39秒1くらいだという。ちょっと無謀な気もしたが、今日の目標タイムは39秒5に設定した。

陽気から体力的に厳しくなり、1枠休憩。エンジンの回転数がかなり高めだったので、リア・スプロケを小さくしたい。しかし丁度良いサイズが手持ちになく、いきなり3サイズを落とすことに。この時点で、先に立てたばかりの目標を断念するしかなかった。

さて次は何回目の走行だろうか…、とにかくスプロケを交換して出ていった。確かに加速が鈍るのだが、同等のタイムが出ている。回転数も思ったより低くない。ドンピシャではないが、それほど外れてもいないようだ。慣熟もあるだろうが、タイムも39秒7へと更新。

とにかく走行回数が多い。陽気で体力の消耗が激しい。最終的には39秒6でギブアップ。もうお腹いっぱい。結果的には、秋ヶ瀬の平日より乗れるのではないだろうか。

体力との戦いではあったが、とても面白いコースだった。高速S字を全開でクリアできた時の爽快感たるや!! 初コースにしては、タイムは可もなく不可もない感じ? このままフレッシュマンのレースに出てしまいたい衝動に駆られた。SLシリーズではないが、参加者を募って、参戦しても面白いかもしれない。トランポ組の方、誰か出ませんか~!?

遠征は面白い。何よりマイカートの違った面を発見できる。これからも機会があれば遠征に出向きたい。8月の榛名の1週前練習には、僕も参加させてもらおう。