今日は『CAスポーツカート耐久シリーズ』第2戦GT-1クラス出場に、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。
このところの激務で、僕にとってはシルバーウィークはこの日一日だけ。これじゃシルバーデイ…、そのまんま敬老の日だなw 休めて良かったが、準備はまったくできず、駄目な幹事でスミマセン。
この日駆るGT-1車両は、メーカーからのレンタル。当日にしか乗車する機会がなかったため、何が何でも午前中の有料走行時間枠には走っておきたかった。朝から車両を保管いただいていたガレージCに出向き、カートを積み込む。いざ秋ヶ瀬へ。
始めて乗るGT-1マシン。birelのTIAシャシーに、スバルのKX21を搭載した非常に標準的かつ定評のある組み合わせ。ザ・GT-1マシンといっても過言ではない。乗ってみた感想は、「想像より乗りやすい!!」だった。秋ヶ瀬のレンタル車両GT-2と比較すれば、当然エンジン・パワーがある。そこにレンタル用タイヤを履くわけで、ちょっと恐ろしい想像をしていたのだ。しかしエンジンは素直だし、レンタル用タイヤとバランスも悪くない。しかしミスをすれば誤魔化しが効かず、すぐに失速する、この点はGT-2と同じ傾向。とにかく丁寧な操作が必要で、とても勉強になる。タイムは33秒フラット、他の方よりコンマ5秒は離された。不味い、足を引っ張ってしまう。しかも太り過ぎだ…。GT-1では体重によるハンデがない。僕は単なる走るウェイトだ。やばい…。
さてさて今回は所属ショップ・ガレージCから有志18人、GT-1、GT-2それぞれ2チーム、計4チームがエントリー。あまりにも人数が多過ぎるので、それぞれのチームが独立して作戦を立て、行動することに。僕のチームは『ガレC課長とAKMT RTJ』。エントリーの兼ね合いでGT-1が2チーム体制に増え、オリジナルのチームとは別に、レーシング経験者という括りで寄せ集めた混成チームだった。SSフレッシュマンでは先輩でありライバルでもある”マック矢島さん“、Sエキスパート・クラスで優勝経験のある”ススムくん”、HDXでは2度のポールに輝く”ぼっこさん“、そして現在はレーシング活動を休止なさっているが、かつてのSPクラスに出走した経歴の持ち主である”むろみーさん”という編成。作戦はオーソドックスに均等割り。一人だけ2スティントになるため、その配分はセーフティカー(以下SC)に依存する。
スタート・ドライバーは”ススムくん”。案の定スタート10分のところで、SCが入った。というわけで、ススムくんが2スティントに。この間にドライバー・チェンジと給油を済ませてしまう。意外にも、このSCを利用したチームが少なかった。しかし、これは僕達が正解、かなりのアドバンテージを得ることができた。
セカンド・ドライバーは”マック矢島さん”。予定のスティントを終始32秒中盤の安定したペースで巡航、とても頼りになる存在だった。しかし、僕はこのあたりでプレッシャーを感じる。足、引っ張るのは僕だな…。
サード・ドライバーには”ぼっこさん”。次の出走が僕なので、準備で観る機会が少なかったが、こちらも安定したペースで巡航なさっていたようだ。
さていよいよ僕だ。何かが変わるのを期待したのだが、走ってみれば朝と同じ33秒フラットで巡航。極稀に32秒8が出る程度。「とほほ…」と思いながらも、ひたすら走り続ける。予定は36分のスティントなのだが、10分ほど走行しただけで、もう疲れが出て、集中力が失われていく。しかし遅いながらも決定的な破綻は起こさずに済んだ。終盤遅いクルマに詰まり苦戦したが、なんとか抜き去ることもできた。他の方には申し訳ないペースだったが、かなりの満足感がある。
予定では僕の走行後に給油の予定だったのだが、ピットサインは『IN』のみ。「???」と思いながらドラチェン。残り少ないガソリンながら、ススムくんの2スティント目を挟むことで、仮にSCが出た際に給油を織り込むことを期待しての作戦だった。残念ながらSCは出なかったが、失うモノのない良い作戦だったと思う。この時点で、ピットストップの妙で、一時だけトップへ。これは記念になった。
ラスト・ドライバーは”むろみーさん”。これまで若干スティントが短かったため、均等割りを超える40分強を託した。これも安定したペースを刻み、そのままゴールまでクルマを運んでくれた。結果は4位。僕達のスピードからすれば、ミスもなく、作戦も当たり、望み得る最高の結果だったといえる。皆様、本当にお疲れ様でした!!
その他の兄弟チームについては、実は追いかけられていない。しかし終盤にGT-1で”ヒガシくん”が1周差を埋めようと、1周1秒を詰める驚愕のスピードで猛追しているのは興奮した。GT-2ではエース格のチームが、マシンに苦戦を強いられていたという。そんな中の皆の激走、特に35秒7を出した岡田さんの走りには感動した。結果は両チームとも3位、表彰台は獲得した。本当におめでとうございます。あとは、このブログにもコメントをつけてくれた零式くん、ガレC志願兵としてゲスト参加し、自己ベストとなる35秒台をマーク。これまた、おめでとう!!
次戦はオートスポーツ・スポーツカート・シリーズとWタイトルとなる最終戦。10月12日決戦。エントリーは近々…、とりあえずGT-1クラスとGT-2クラスに1チームずつエントリーする予定。
今日は楽しかった。この一言に尽きる。いやぁ、GT-1マシン最高です。最後に、応援に駆けつけてくれた皆様、遠いところ監督に来ていただいたマツケラさん、本日は本当にありがとうございました。
お疲れさまでした。 TIAとKXの組み合わせは相性もバッチリでどこで走ってもイイ感じのフィーリングで個人的には大好きです。 次のASシリーズはさらに盛り上がりそうですね。
うちらも次回は戦略考えてガレCを真っ向勝負を挑みたいと思ってますよ!
>マツケラさん
監督を引き受けて下さり、本当にありがとうございました。TIA+KXは、本当に良い組み合わせですね。でもGX270+レンタルタイヤってのも、とても興味深いですw
AS杯タイトル獲得、本当におめでとうございます。タイトルとっても、出ちゃうんですね!! 胸貸して下さい!
レースお疲れ様でした。
初めての耐久は本当に自分自身にとって良い経験になったし、ガレージCさんから出走させて頂いたという点も本当に感激です。
アルファノを見ながらの走行で35秒台が出てるのはわかっていたのですが、
まさか35.7が出ているとは!
自分でもこのタイムには心底驚いて、ちょっと自分の走りに自身が持てた気がします^^ゝ
またレースでご一緒するときがあったら宜しくお願いします。
レンタルカート卒業を急がなくては!
>零式さん
35.7は凄いタイムですよ!! 自信もって良いです! そんなタイム、僕なら逆立ちしても出ませんw
レースは経験ですから、これからもチャンスがあれば、どんどん出場してくださいね。
いざレーシングに!という段階になったら、また連絡ください~。少しはお役に立てるかもしれません。その前にKTエンジン試乗してみるのも良いかも。
お疲れ様でした~
マシンの調子を考えると、まずまずの結果を残せたのではないかと思います。(大きなミスも無かったのでGood!)
スピードが異なるマシンの混走レース体験は初めてでしたが、とても楽しかったです。ただ1スティントが長いのが、この歳には結構きついです(笑)
次回も空きがあるようでしたら、ぜひ参戦させていただきたいので声かけてください!
>マック矢島さん
本当にお疲れ様でした~。
3位や5位との差を考えれば、順当といいますか、自分たちの体制では最高の結果だったと思います。そんななか、マック矢島さんのスピードには脱帽です。足引っ張っちゃってすみません。
5人で5回、どうしてもスティント長くなっちゃいますよねぇ…。若い奴入れて、4人ぐらいがベストかも…。
次回については、近日中に「お願いメッセージ」を送らせていただきます!! みんカラ観ておいてくださいねぇ~