今日はレーシングカート練習走行に、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。まだ12月にチャレンジカップが残っているが、僕は不参加のため、秋ヶ瀬フレッシュマンとしては皆さんより一足早くオフシーズンを迎える。冬籠り大作戦開始だ。

今日は先のCA最終戦で頂いた1日無料券を使って走行。練習用タイヤに履き換えたり、冬籠り用セットを整えるのに時間がかかり、2本目途中からの走行となった。冬籠り用セットとは以前にも記事に書いたとおり、ウェイトを積み、スプロケを通常より4丁小さ目にして走り込むこと。今日のところは手持ちのウェイトを4kg重のみ、あとはガソリンを超満タンにすることで対応、総重量は150kg重くらい。今後はチームメイトで休眠中のカミケン君のウェイトを拝借し、10kgの重量オーバーで走り込むことができそう。カミケン感謝!!

今日は足枷に加え、これまで弱点となってきたブレーキの習得に専念した。荷重を乗せるだけでなく、先のチャレンジカップで課題を残したタイヤの発熱問題の克服を目指す。しかし今日は比較的暖かく、意外に簡単にタイヤは暖まってしまったw

AKMT

撮影:マック矢島氏

コースは比較的空いていたので、1時間をコマー・カデットと一般カートの30分2セッション制。つまりTIAクラスとの混走である。冬籠りセットでどれだけのタイムで走れるのか謎だったので、今回は混走で様子見が出来て良かった。午前中のタイムはベストで29秒2、アベレージは29秒4~5といったところ。他の方とのタイム差も少なく、意外に足枷になってなかったと感じだ。しかし午後からはベストで29秒4、アベレージは29秒5~7に落ち込んだ。他の方のタイムは聞いていないのだが、コンディションは少し悪化していったように感じる。

課題の3コーナーのブレーキは比較的うまく纏まり、外から見ても少しは改善に向かっているよう。そうなると相対的に最終コーナーが課題として浮かび上がってきた。ブレーキは奥が深い。難しい…。

AKMT

撮影:マック矢島氏

今日はTIAクラスとの混走ということで、自ずとオーバーテイクの練習モードに。スプロケが小さいので些細なミスでも立ち上がりで置いていかれる。それでも練習で初めて3コーナーで飛び込んでみたり、4コーナーや最終コーナーでも積極的に並びかけるなど、これまでにない視界を体験することができた。かなりの充実感。今後はさらにウェイトを積むので、29秒後半のアベレージになっていくだろう。そうなれば3クラス分けの場合、TIAの時間帯で走行することになる。他より少しだけ速いタイムで、オーバーテイクできるものかどうか…、かなり練習になりそうな予感がある。

そういえば、来季のCAシリーズのレース構成が変更になるとの情報を耳にした。近いうちにサーキット秋ヶ瀬から正式に発表されると思うので、詳細はそちらに譲ることにする。とにかくその変化の影響は大きく、ショップ・ガレージCと相談した結果、来季はスーパーSSでエントリーすることになった。正式にフレッシュマンを卒業していないので少し心苦しいのだが、少しでもエキスパートのレベルに近づけるよう、冬籠りで何かを開眼できればと思っている。モチベーションは一気に高まった。