今日は定期練習へとサーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

屈辱のレースからわずか1週間後、しかし次戦まで1ヶ月切っている。正念場のAKMT、ここは乗るしかあるまい!! 本当は給料日前でキツかったのだが、先週のレースでサーキット側から賞品の無料走行券を頂いたので助かった!

しかしサーキットは割と空いていた。レース後わずか1週後だからなのか、週末といっても土曜だからなのか、そもそも夏休みで平日乗る人が多いからだろう。所属ショップ・ガレージCも、午前はイザワ氏とファンタジスタ瀧田さん、AKIGASE-SS表彰台組の3人のみ。何気に賞品を貰った人ばかりだというw 他チームもいつもの週末の面々。最近はコース上での気心も知れている方々だ。もちろんクラス分けは、1時間を30分の交代制。

さて、レース後のメンテナンスをサボっていたので、今回はいろいろと準備が多い。レース用のチェーンやスプロケ、チャンバーを練習用に戻す。タイヤも練習用に換装。予定調和で午前2本目からの走行となった。

気温は高く、酷暑ではないが暑い。しかし湿度はそれほど高くなかった。チームメイトの方々によれば、1本目からコンディションが良さそうだ。素敵コンディションの予感??

例によって、自分最初の1本目は、取り外し運用しているウェイトは装着せず、タイヤはセミハイグリップを装着する『ドーピング仕様』で走行開始。具体的にはマイナス3kgに既に使い古したダンロップSL6。28秒9巡航の、ベストは28秒8中盤。乗れてない…。

タイヤ換装がめんどくさくて、午後最後のセッションもドーピングのまま。丁寧に乗ることを心掛けると、コンディションが良いのを実感できた。タイムも28秒8巡航の、28秒6後半までアップ。

昼休みはオジサン3人で先週のレースやカート全般について、まったり歓談。この時間が何気に貴重。このところのチームの連携が機能してきており、僕も大っぴらに話す機会が増えてきた。得られるものも大きい。ライバルには違いないが、できれば仲間とは上位で争いたいものだ。

さて午後の走行。ウェイトを積み、タイヤもSL07を履き、合法セットへ。といって、そろそろ練習用タイヤが枯渇しており、1,000ラップ落ちのタイヤである。夏だからグリップしなくはないが、今後の悩みの種である。課題のブレーキが安定せず、思うように曲がれない。コンディションに助けられ、曲がっている印象。走行後はスタッフ・岡田さんにも指摘され、いろいろと話し合う。タイムは28秒9巡航の28秒8前半。

午後2本目、アドバイスの効果がありタイムアップ。一時は28秒7代で巡航できる瞬間もあり、ベストは先日ニュー・タイヤで出した自己ベストを100分の1秒上回った。タイヤの状態を鑑みると、これは良い感じだ。しかしアドバイスをすべて解決できているわけではなく、コンディションに助けられている感じ…。

午後3本目、本日の最終セッション。1レース落ちタイヤに換装。といって、9月の練習用に置いておきたいので、16周の自己規制で走行開始。計測1ラップ目から28秒8代に入る。続いて7代、おおっと自己ベスト6代…。ここは逸る気持ちを抑えて、ミスなく走ることを心掛ける。そして4周目、出ました自己ベスト~。

自己ベスト更新!

28秒5前半!!

ここで前に詰まってしまって、仕切り直しのピットイン。岡田さんに報告して、話している内にタイヤが惜しくなり、今日の走行は取りやめることにした。

岡田さんからダメ出しされた部分は解決し切れなかったし、コンディションの良さで誤魔化した感があったけど、気分は良いです。ショップに戻ってからも、岡田さんと話し合い、次回の課題もハッキリさせた。

チームメイトの先輩・高橋氏の言葉を思い出す。

「調子が悪かった時はアレコレ原因を探すのに、調子の良かった時は…」

確かにそうだ。今日のコンディションでのセット、解決し切れなかった部分、そのあたりを考え、日々イメトレしていきたい。特にコンディションに助けられた部分は、他の日では通用しない。このタイムが生涯ベストにならないことを祈る…。

さて、月末の28日(土)は桶川で練習予定。他チームの方も来られるようなので、とても楽しみ。よろしくお願いします!!