CAカートレース第5戦明け僅か4日後の今日、『CAスポーツカート耐久第4戦』が開催された。例によって、ガレージCスポーツカート部から同レースに出場するために、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

所属ショップ・ガレージCにとって、特にスタッフ岡田さんにとって、また先のCA出場者にとっても過酷なスケジュールだった。しかし、今年このシリーズに参加されているスーパーSSドライバー・くあどらさん、そして新メンバーあるレンタル界の雄・マツケラさん、そして元地方選ドライバー平ポンはとても頼りになる存在だった。

前日はピーカン。しかし予報は雨。ドライとウェット、最後までどちらの可能性も考慮しなければならず、時間の少ない中、その両方の準備は大変だったと思う。及ばず乍ら、僕も頭脳労働はさせていただいたが、あくまで課題を提示し、メンバーと共有することに努めた。昨今のネットサービスは本当に便利だ。流石に大人な方ばかり、急ピッチで準備が進んだ。

当日。前夜の雨の名残はあるものの、一般道はドライ。なんとなく期待させられる。サーキットに到着後、雨セットをドライセットに戻し、まずはガレC/GT-1初搭乗のマツケラさんに試乗していただく。しかし早々にポツポツと雨が来始めた。マツケラさんの第一印象は良く、皆が一安心。雨脚が強くなったので、タイヤだけレインに切り替えて、他のメンバーも練習走行に入ります。

続き平ぽん、くあどらさん、マック矢島氏、僕の順番で練習走行。最高のフィーリングだった。もうセットの見直しなど必要のないくらい、乗りやすい。KTでもこのセットで乗りたいと思えるほどの状態だった。

最初の1時間の燃費が悪かったので、ジェットの番手を調整。前半と同じ順番で走行開始。思い通り燃費も向上。いつも本番では良くなる傾向があり、3回ストップから2回へのスイッチもオプションに出来るかもしれない。

ここで初めてチーム・ミーティング。この突貫工事ぶりが笑えないw しかしマツケラさん、マック矢島氏と相談し、基本骨子を決めてから、皆さんの合意を得た。スタート・ドライバーはマツケラさん、2番手に平ポン。以降は2スティント要員、3番手にくあどらさん、4番手AKMT、5番手にマック矢島氏。今回のゴール・ドライバーは、全戦出場しているチームの立役者のマック矢島氏に託すことになった。

しかし、どんどん雨脚が強くなる。というか、激しい雷雨。ドライバーズミーティングは予定どおり行われたが、続く公式練習では途中で赤旗中断という事態に。GT-2マシンが水を吸ってエンスト、4コーナー先で立ち往生する現象が多発。今回のレースについては、全車レインタイヤ装着と、レース開催に並々ならぬ意気込みを見せたサーキット秋ヶ瀬だったが、想定以上の雨量に、即席のレインカバーの許容量を遥かに超えてしまったようだ。

結局レースは1時間のディレイ、3時間耐久へと変更された。レギュレーションも急遽3時間ルールに変更。このままだと燃費がきつくなる。雨とはいえ、燃費は大きく向上することはないのだ。4時間だと3リットル規定の2回給油も見えたが、3時間は2リットルの3回給油という事態になる。バッファーが減り、臨機応変に対応する必要性が増す。

公式練習から再開し、14時から3時間の耐久レースが始まる。

続く…。