今日は第5回『チャレンジカップカートレース in CA』のコースマーシャルとして、サーキット秋ヶ瀬に行ってきた。

このチャレンジカップは例によって午前中は通常走行時間、午後からレース、セットで格安のお得なフレッシュマン向けレースパック。エキスパートで入賞経験がない僕も無条件に出場できる。しかし今はエンジン・ライフに余裕がない。それならばと、何でもありのチャレンジクラスへの出場も考えたが、今回は土曜開催…、所属ショップ・ガレージCで古のハイパワー・エンジンを借りたとしても、平日にカートを組む時間がない。これはもう諦めるしかないね…。あ、金もないしw(重要)

そのような状況下、レース前日に所属ショップ・ガレージC岡田さんから連絡があり、サーキット側がオフィシャルを探しているとのこと。以前にチームの先輩方も任されたことがあり、僕としても興味があった。これを体験してこそ、秋ヶ瀬の仲間!! そして半日走行券という謝礼もある(重要)。二つ返事で引き受けた!

午前中の通常走行時間からサーキット入り。他チームの方々から「今日はチャレンジクラスに出ないの?」と話し掛けられる。エントリー数も前回ほどは多くない模様。なんだか罪悪感。土曜じゃなかったらなぁ…(未練)

さて昼休は無料チケットにて昼食。初のマーシャル体験に緊張していたが、タダ飯喰らって逃げるわけにもいかずw、ここで覚悟を決める。

まずはコースをお掃除。同じくマーシャルを買って出たチームメイトと3人で手分けする。いやぁ、コンパクトな秋ヶ瀬だけど、掃くとなると広いねぇ…。ひたすら最終コーナーのタイヤ・カスをコース外に掃き出した。

そしてオフィシャルからの説明を受ける。ポストはコーナー数の5つ。僕は第1コーナーを担当。いつもはレースに出場し、当たり前のように受けているサービスだが、今度は提供側。「知っている」だけでなく、「理解している」必要を感じた。当たり前のことなのだが、オフィシャルが注視するのは、自分の立ち位置より先、その状況を後続に知らせるのが役目なのだ。

コントロールタワーとは無線でやり取りできる。ドライバーはピットとサインのみで交信するしかないが、オフィシャルは言葉を介して全員でレースを切り盛りすることができる。

タイムトライアル(以下TT)。いきなり第1コーナー特有の仕事に出くわす。レースと違い、TTではピットイン・ピットアウトという要素が加わる。合流ポイントである第1コーナーでは、ピットアウト時に黄旗を提示しなければならない。立場が違うと目線も変わる。自分もTTではピットインすることがあるというのに、最初は気付かず、無線で教えていただいた。なるほど~。

ついついレースに魅入っちゃうこともあり、「イカン、イカン」と首を振る。幸い予選・決勝と大きなトラブルはなく、黄旗振動もTTでの1度のみ。振動は難しいですね。華麗に振れるよう、影で練習しようw

レースが終わり、表彰式の準備。表彰式が終われば、シャンパンまみれになった表彰台を水掃除。最後はゴミの収集。いやぁ皆さん、ちゃんと分別して下さいね!

それにしても良い体験だった。レースを別視線で観ることができた。ドライバー視点と主催者側の視点、決して矛盾することはないが、まったく同じでもない。いろいろと気付かされることも多かった。

さてレース結果。チームメイトではSフレッシュマンでリョーヤ君が優勝。最近のヤル気が結果に繋がって、こちらとしても「そうでなくては!」と思わせるものがあった。SSフレッシュマンではファンタジスタ・タキタさんがTTでポール獲得。いろいろとトラブルがあって、結果は3位表彰台に終わったが、次戦が楽しみだ。そしてレース・デビューだった微糖君。果敢に攻めて、惜しい4位。本人は悔しがっていたが、デビュー戦としては上等! 次は優勝を目指すしかないパフォーマンスだった。

そうそう、今月は今回を含めてチャレンジカップが2度もある。次は10月31日(日)。今度こそチャレンジクラスに出られるよう、出来る限りの準備はしておこう!