今日はガレージCカップ1週前練習として、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

何度かこのブログでも紹介してきたガレージCカップ。来週末の25日の正午、場所はサーキット秋ヶ瀬、ガレージC所属ドライバーがクラスを超えて統一レギュレーションで争うオフシーズン年1回のイベントの第2回。第1回は観戦と決め込んだが、今回は参戦! とても羨ましかったからだ。

今回のレギュレーションは下記のとおり。

  • タイヤは「ダンロップSLFD(TIAクラス指定タイヤ)」とする。
  • 最低重量はTIAで140kg、オープンフレームは142.5kg。
  • 全日本・地方選手権、元選手権ドライバーはリアカウル必備。

他にも細かくあるが、基本はYAMAHAエキスパート(TIA)を前提とし、なるべく同一条件になるよう配慮されている。そう僕はSSクラス出身なので、慣れないSLFDでの参戦となる。少しばかり練習しておきたかった。

レース当日は新品タイヤを入れる予定だが、事前練習で使うのは勿体無い。TIAクラスのチームメイトにお古タイヤをいただき、それで練習することができた。レントありがとう!!

この日の秋ヶ瀬は午前中がJrスクールで、一般カートは午後から。昼とはいえ寒日、コースコンディションの悪い1本目に加え、久しぶりの低グリップタイヤに四苦八苦。SLFDを履くのは昨年の冬練から1年ぶりだ。雨練かと思った(笑)

まったく踏めない。乱暴な操作は受けつけない。フラフラして、「誰も近寄らないで!」状態。手応えのあるラップもなく、ひたすら我慢の修行モード。頑張るべきなのか、頑張らないべきなのか、その境界線の正解が分からない。ただただTIAクラスの面々を尊敬した。でも面白い! ハイグリップでハイパワーのエンジンも面白いが、これは別の意味で面白い。カートに乗ってるぞ!!って感じ。

いろんなクラスのカートが混在して走っていたので、自分の立ち位置が分からなかったのだが、タイム的にはそれほど悲観するものではなかったようだ。少なくとも、昨年の冬練よりは速い。たぶんタイヤが良かったのだろう。ここで再びレントに感謝する。

2本目、更なるタイムアップを目指して、軽くリアの剛性を変えてみた。セット変更の手応えはあったのだが、どうにもタイムに繋がらない。タイヤが暖まり、これからという時にエンジンに違和感が…。以前に下回りを焼いたときに近い感じがしたので、すぐにピットイン。この日の走行は止めとした。後ほどショップで確認して貰うこととする。

それからは、ライバルとなるチームメイトの走行を観察する。ブランク明けの方や、僕同様に本来のクラスと違う方、それぞれが順応していくのを目の当たりにし、かなり気持ちが焦る。1本の走行では、何も掴めなかった…。

さて、シリーズ戦でもないのに、なぜにこんなにレースモードなのか!! ガレージCカップの出場者は30名を超える。全日本ドライバーも居れば、SL日本一とそのライバル達も居る。できれば外で観戦したいようなメンツの中に、自分も潜り込むのだ。試したい! ひたすら自分を試したい。シリーズ戦とは違う意味がある。

技術規則は決まっているが、競技規則は完全には決まっていない。今のところ下記のようになっている。

  • タイトラは全車一斉。20分セッションで、いつ出走を開始しても良い。F1ばりにトラフィック覚悟で路面の出来るのも待つのも良い。
  • 予選ヒートはタイトラの結果から3組に分け、総当たり戦。つまり3ヒート中の2ヒートに出走する。
  • 決勝ヒートは、予選ヒートのポイント順に上位24台が出走。残りは予選落ち。

そう!! 予選落ちがあるのだ。下馬評では僕はボーダーラインに居るらしい。なかなか燃えるシチュエーションだ(汗) その晩にはチームの忘年会がある。なるべく複雑な心境で飲みたくはない(笑)

違和感のあったエンジンだが、バラして貰った結果、特に異常はないとのこと。まぁ自分のセンサーが間違っていたのは少し残念っぽいが、心当たりもあるし、余計な出費がかさまなくて良かった。

現在チーム内では、誰がどんな状態のタイヤを使うのか等、様々な情報が交錯し、下馬評が作られるほどにヒートアップしている。この日は午前と午後は普通の走行日なので、他チームの方も是非とも遊びに来て下さい。エントリーリストは追って紹介します!