先週末に秋ヶ瀬走行はなく、かといって今は少しでもカートに乗りたい。正念場となるレースまで時間も機会も限られている。というわけで、先週末の土曜(28日)近場の桶川スポーツランドへ行ってきた。

この日の桶川はレース1週間前。スケジュールもカート優先。といって、榛名がレース前日ということもあってか、とても空いていた。

現在はタイヤ・ローテイションの谷間、既定のBS07は1000ラップ強落ちしか使えず。まぁレースに出るコースではないし、タイヤがなんであれ関係ない。カートに乗れて、しかもタイヤを気にせずに済むのは好都合というもの。しかし6月にも桶川走行しており、その時は旧車であり、今回は新車。ちょっぴり期待もある。

桶川オンボード

1本目と2本目は例によって規定ウェイトを積まずSL6。しかし「あれれれ?」といった感じ。6月ほどタイムが出ない。39秒4。いくら使い古したSL6だとしても、苦戦の1日になることが予想できた。来週レースに出場するであろう他チームの某氏は39秒1とかなんとか…。タイヤを気にしないなどと言いながら、やはりタイムは気になるのである。虎の子の1レース落ちタイヤもあるにはあるが、こんなこともあろうかと、あえて持って来なかった。それを使っちゃうと、レース前の練習ができなくなるのだ。

3本目ではウェイトのみ規定重量に。いや、ひっきりなし走行時間が来るものだから、タイヤを変える余裕がなかった。タイムは変わらず39秒4。

ようやくタイヤを07に切り替えた4本目。わずか5周しかできず、39秒5。一緒に来ていたチームメイトの先輩・松沢さんには大きく水を開けられる。はえ~。いやぁ、いくら夏だといっても桶川で1000ラップ強落ちは正直辛いみたいだ。ついていくことすら出来なかった。1レース落ちタイヤを持って来ていたなら、我慢できずに使ってしまっただろう…。危ない危ない。

ここで昼食。桶川は特に昼休みを設けていない。計20分×10セッション。昼休みは自主的にとるしかないのだ。

昼休みを利用して、リア・スプロケを1丁小さく。回転数が異様に高かったのだ。結果タイムは39秒6。午前中より落ちてしまったが、周りの落ち幅よりは小さく、相対的にはプラス傾向。ただ、それでも回転数が高い。思い切って、更に1丁小さく。

ここからは、ず~っと39秒6で横ばい。一方、先の某氏は38秒8とか。まったく付いていけなかった。なにかスペシャルがあるのだろうか…。気が付けば最終2本。カート枠はガレージCが独占。ということで、桶川名物の…

「模擬レース!!!!」

とりあえず、1000ラップ落ちのBS07だと相手にならないので、SL6で闘うことを許して貰う。TIA+SLFDのセキチュはウェイトを全外しでポールから。カメックスが2nd、まつざわ氏が3rd、オンボードカメラ搭載の僕が最後尾から。…の筈だっのだが、残念ながらオンボードは電池切れで録画できていなかった残念!!

やっぱ接近戦が下手。というか、接近できない。クラスの違うセキチュには半ば譲って貰うようにしか抜けなかった。この日の最終セッション、チームメイトの皆が混合ガソリンを作らず、そのまま模擬レースに突入してしまったため、カメックスがガス欠、遅れてセキチュもガス欠、残った松沢さんと僕でマッチレースの展開となったが、僕も途中から燃料が吸えず息継ぎ状態…。どんどん離されていき、コース全域で息継ぎ出したため、リタイヤ。特にゴールを決めていなかったため、自力で勝る松沢さんがセッション終了のチェッカーを受けてゴールした。グダグダです…。でも楽しかった。やっぱローリングとかドキドキする。後で皆で気付いたことなのだが、何度か仕切り直せば、ローリングの練習にもなったのにね…。

模擬レース模擬レース

まぁ、6月よりコンマ5秒以上落ち込んで、某氏には遠く及ばず、なんつーかホロ苦い1日だったが、カートに乗るという目的は果たせたので良しとする。しかし、桶川のタイヤ摩耗度は恐ろしい。1000ラップ落ちが廃タイヤにクラス・チェンジ(汗) やべぇ、レースまで練習するタイヤがない!! 1週前までは虎の子を使う予定はなかったのだが…。