F1シンガポールGPツアー2日目。宿泊地であるマレーシア・ジョホールバルの観光からスタート。

ジョホールバルはジョホール水道を挟み隣国シンガポールと接する都市で、日本ではサッカーの『歓喜』で有名。そもそも観光地ではないらしく、今回周ったのも『マレー文化村』と『サルタン王宮』と『アブ・バカール・モスク』の3箇所のみ、午前中には終わってしまった。しかしながらシンガポールGP観戦に来て、ほんの少しでもマレーシア観光出来たのは面白い。今回のツアーに入っているのも、F1を除けばこのジョホールバル観光のみである。

マレー文化村

マレー文化村

サルタン王宮

サルタン王宮

午後にはGP開催地であるシンガポール・マリーナ地区周辺に到着、あとは自由時間となる。まずは入場し、コース周辺を散策することにした。入場してすぐ目に入ったのは、ナイトレースの要の照明設備。4メートル間隔に全コースを覆う様は圧巻。その他のGP施設も細かいところに手が行き届き、とても素晴らしかった。流石に国家プロジェクト、日本の商用プロジェクトとは規模が違う。こうして昼間のうちに、ゆっくりコースを見て周ることができて良かった。レースだけではなく、コースそのものが観光地になる、これこそ僕が望むGPであり、1年前には味わえなかったことだ。市街地コースだけに、間近でコースを観察することもできた。

マリーナ・ベイ・サーキットマリーナ・ベイ・サーキットマリーナ・ベイ・サーキット
マリーナ・ベイ・サーキットマリーナ・ベイ・サーキットマリーナ・ベイ・サーキット

F1の走行までは、コース周辺のマリーナ地区を歩いてみた。とても綺麗な街だ。驚いたのは、ほとんどの場所で無線LANが使えたこと。凄いぞシンガポール!! 観光と呼べるようなことはしなかったが、強いてあげるとしたら次の2箇所。まず世界3大ガッカリの一つ『マーライオン』、土台がGP仕様の市松模様にされていた。そして富の噴水『ファウンテン・オブ・ウェルス』。お約束どおり時計回りに3回周ってきた。お金持ちになれますように…。

マーライオンGP仕様

マーライオンGP仕様

ファウンテン・オブ・ウェルス

ファウンテン・オブ・ウェルス

いよいよF1走行。僕の席はベイ・グランドスタンド、F1マシンが客席の下を通っていく区間だ。夜間かつブレーキング・ポイントだけに、ブレーキ・ローターが真っ赤に輝くシーンが拝める。それ以外はやや単調で、お勧めポイントとは言えないかも。たまたまオーロラ・ビジョンの真ん前で、レース進行は問題なく理解できそう。張り切ってカンガルーTVをレンタルしたのに、若干無駄っぽくなったが…。まぁ贅沢な悩みかもしれない。

予選セッションが終了。バスの集合時刻はその45分後の23時45分。大混雑の中、できる限り急いだが、ぜんぜん間に合わない。シンガポールに取り残される不安を感じたが、ほとんどの日本人の方々が間に合わなかったようで、バスは待ってくれていた。一安心だったが、ツアー的に無理があると思えた。

決勝日である明日は、まずオーチャード方面を観光する予定。シンガポール居住経験のある同僚が、わざわざメールでお勧めポイントを送ってくれた。ありがとうございます!!