予定どおりレーシングカート練習走行に、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。予報通りの雨、しかもきっちり朝一番から降っていた。
雨の練習というのも狙って出来るわけではないわけで、これは好機と捉えるべきだ。オーバーシューズに始まり、ターボバイザー、レインスーツ、そしてレイン・タイヤと、事前に準備を進めてきたおかげで、今回はフル装備で臨むこともできる。
今日は雨のせいか空いており、コマーと一般カートの2セッション分け。チームメイトもSクラス・コンビのススム君とカミケン君の2人だけ。この2人は来週のX’max耐久に、チーム・スタッフの岡田さんとSSクラスに出場予定のため、今日は岡田さんのカートでSSの慣熟走行を行なう。なのに雨。
午前中は一定の雨量のあるフルウェット状態。前回のフルウェット時には、おっかなびっくり40秒台のペースで雨の走行を楽しんだが、今回はチーム・スタッフの岡田さんの救援を遠慮なく受けることを前提に、スピン覚悟で乗り込んだ。そしたら、そのまんまスピンの連続。結局どのコーナーでもスピンを怖がるようになり、前回と同じ結局40秒台で落ち着くことに…。ここでハッキリ分かった。僕は雨が苦手だ。激遅。しっかりと苦手意識もっちゃいましたorz まぁ、僕の場合はドライでもレンタルでも、1練習当たりの上がり幅が少なく、時間のかかるタイプ。雨も経験を積めば、それなりのタイムで走れるようになるだろうと、気楽に考えておくことにする。
午後には雨が上がり、コースも整備されたが、依然としてウェット路面。しかし、どんどんコンディションは良くなっていき、低次元ながらタイム・ペースも36秒フラットまで上がった。最終セッションでは、路面はまだまだ濡れていたものの、皆がドライ・タイヤにチェンジ。僕もレイン・タイヤを摩耗させるのは得策ではないとの指摘のもと、ドライ・タイヤへ。それが怖いのなんの。最初のうちは逆に遅くなる始末。最終的にはコンディションも更に良くなり、なんとかレイン・タイヤの時と同じタイムを出せたが、チェンジオーバーの微妙なコンディションてのは恐ろしい。良い体験ができたのかもしれない。
ウェット経験はできるだけ積んでいきたいが、前回ドライで掴みかけた感覚を失いそうで怖い。次回は20日走行予定、晴れますように!