大阪帰省中の身、2009年が明けた今日は何の予定も入れていなかった。なんだか時間がもったいない気がして、大阪近辺で元旦でも営業しているレンタル・カート場はないか探してみた。

こういう時に『レンタルカート・マニア』の存在はありがたい。管理人のよしさん、感謝です。モーターパーク・クイック系列のコースは元旦でも営業しているらしく、舞洲インフィニティサーキットとスポーツカート阪奈をハシゴすることにした。どちらも実家からクルマで30分前後、両サーキット間もクルマで1時間もかからない。というわけで大阪遠征…、いや帰省しているのに遠征も変だ。凱旋? 地元でカートを始めたわけでもない。まぁ、視察ということで。

まず舞洲インフィニティサーキットへ向かう車中、天気雨に遭遇した。文字通り、雲行きが怪しい。到着した頃も小雨がパラパラ、ハーフ・ウェットという程でもなかったが、完全なドライでもなかった。コースは平地にタイヤ・バリアとクラッシュパットでレイアウトされた、全長450mのレンタル専用特設タイプ。細かく縁石で切り返すインフィールドと、長いバック・ストレートからのフル・ブレーキングが印象的。クラブハウスは広いが、東京近辺ではシティカートの雰囲気に近い。ちょっと男くさく、硬派な感じ。基準タイムをクリアしていくと、TIAシャシーのスポーツ・タイプや、ミッションカートにも乗車できるようだ。

舞洲インフィニティサーキット舞洲インフィニティサーキット

そして阪神高速~八尾枚方~阪奈を経て、スポーツカート阪奈へ。昨年4月に開店したばかりの新しいコース。同じグループだけに舞洲とは同じシステムだが、クラブハウスの雰囲気は異なり、関東で言えば女性店員の居ないF1ドリーム平塚といったところだろうか。たまたまレコードホルダーの方とお会いすることができ、平塚同様ジュニアだったから、そういう印象を受けたのかもしれない。

スポーツカート阪奈スポーツカート阪奈

コースはレンタルカート専用施設にしては珍しい、高低差の激しい全長520mのサーキット・タイプ。その高低差から、カートには背の高いゼッケン・フラッグが装着されていた。乗車する前からワクワクしたが、残念ながら雪の舞い散るフル・ウェット、タイヤもレイン・タイヤに履き替えられていた。レイアウトも面白く、メイン・ストレートで一気に駆け上り、駆け下りながらヘアピンをクリアしていく。ドライでなかったのが残念だが、なかなか度胸も要りそうだ。

両コースとも、ビジターで5周×3の5,000円。コンディションが悪かったので、参考程度といえども、タイム伏せておく…。察してください。

とにかく大阪に帰省する楽しみが増えた。特にスポーツカート阪奈は奈良ながら実家からも近く、今日はクルマだったが、電車でのアクセスも良い。来年はドライであることを祈る。盆にも帰省したくなった。