今日は予定どおりレーシングカート練習走行に、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。前日までの雨が残り、朝一番はウェット状態。ウェットでドライの感覚を失いたくなかったので、節約の意味もあり、午後の走行まで待つことにした。ところが2回目のセッションからドライを履ける状態となり、昼前のセッションではほぼドライだったので、少しもったいないことをしたかな…。

土曜なのに屋根下確保!

土曜なのに屋根下確保!

今日は雨の影響からか、とても空いていた。終日コマー・カデットと一般カートの2セッション分け。前回の反省から睡眠をしっかりとり、体調も万全。心なしか気持ちにも余裕があった。

昼1回目のセッション、いつも超スロー・スターターな僕が、珍しく最初から踏んでいけた。走行中にアレコレ考えても反応が遅れるだけなので、この1週間でいろいろ考えて、イメトレしてきた成果かもしれない。当然イメージ通りには行くわけもなく、悔しい思いをしながら走行を続けていたが、タイムペースは思ったより悪くない。これまであれだけ苦しんできたのに、あっさり29秒台には入っていた。ここで幸運だったのが、2セッション分けだったこと。普段とは異なり、SSの上級者の方と走行することができたことだ。チームメイトの松沢さんに引っ張って貰った結果、なんと29秒6台!! ベストタイムを一気にコンマ3秒縮めることができた。

このブログを読んでくださっている方は、「オッ!」と思うかもしれない。そう、チームと自らが課したレース出場条件、29秒8をクリア! 晴れてレースに出場できることになったのだ。29秒6という見た事もない数字をアルファノに観た時、込み上げてくるものがあった。決して速いタイムではないが、レーシングで練習し始めて数ヶ月、長く苦しめられてきた数字だった。昼2セッション目、やはり29秒6台に入る。もうマグレではない。雨上がりで決して良いコンディションではない。しかも1,500LAP落ちのタイヤ。

ただ体力の消耗が激しかった。2コーナーで首が逝く。3セッション目は29秒8止まりで、早めに走行も取りやめた。

とにかく嬉しい。レースに出れる。レースは練習3回分の効果があるという。（※10回分との説もある）レースで経験を積めるのだ。これほど嬉しいことはない。近々のレースは3月15日に秋ヶ瀬で開催されるチャレンジカップ。今のところスケジュールに問題があるのだが、なんとか調整したい。レースに出れるのだから。

とりあえず、最初の第一歩は踏み出せた。思いの外険しい道のりだった。チーム・スタッフやチームメイトの方々には、気にかけていただき、多くのアドバイスを頂いた。本当にありがとうございます。まだまだ遅い僕ですが、コツコツ頑張って成長できればと思います。次の目標は29秒4台。そうなれば練習走行で上級者の時間帯で走ることができ、更に速いペースで引っ張ってもらうことができる。うーし、がんばるぞー。