今日は5月1日、アイルトン・セナ選手の命日。毎年この日には、追悼ビデオ『至上の愛とともに… さらばアイルトン・セナ』を観ることにしている。
僕は自他共に認めるセナ・ファンだった。彼の発言には、何度も勇気付けられた。会ったこともない人物の言葉を真摯に受け止められたのも、彼が初めてだった。それだけに、1994年の5月は忘れられない時間であり、僕もボロボロになった。
デビュー当時のセナや、絶頂期のセナ…、ビデオを観ていると、まるで生きているものと錯覚してしまう。そして、やはり彼の一言一言に勇気付けられる。でも必ず最後にはあの事故が起こってしまう。
毎年ビデオを見返し、その時々の自分の人生、多くの場合は『仕事』に置き換え、モチベーションを高めてきた。今回はカートを始めて、特にはレーシングカートを始めて、初めての鑑賞となる。中年の趣味だし、前途有望なジュニアとは違い、キャリアには何の関係もない。しかし、ヘルメットにダブルSマークをペイントしている以上、中途半端なビビった走りはできないなと思った。
仕事も趣味も精一杯頑張ろう。
5月1日は両親の結婚記念日でもあるのですが、もうセナとラッツェンバーガーが亡くなって15年も経ったんですね。早いものです。
私は当時幼稚園児でしたが、ショックで泣くという以前に頭が真っ白になった気分でした。
>土呂さん
本当に早いものです。悪夢のような年でした。
当時は僕もカーボンモノコック安全神話を信じていた一人でしたが、今と比べると恐ろしく危険なスポーツと化していましたね。二度とあのような悲劇が起らないことを祈ります。