今日はレンタルカートの練習に、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。『レンタルカートDAY&チャレンジレーシングカート』ということで、レンタル専用施設ではない秋ヶ瀬にとっては、休日の日中にレンタルカートに乗れる数少ない機会。『オートスポーツ スポーツカートシリーズ(以下AS杯)』本番までには、レンタルに乗れる機会は今日しか残っていないのだ。

しかしこの日の目玉は本来、レンタルで37秒台を出せば、レーシングカートの体験走行ができる点にある。今日は同僚のカート仲間・Ki.Fo氏が秋ヶ瀬初体験。37秒台、そしてレーシングカート体験走行を狙う。

2人とも3回券を購入し、一発目の走行。Ki.Fo氏が初乗りで37秒4をマーク。一発で体験走行の権利をモノにした。F.ドリーム平塚でもそうだったが、彼はポン乗りに強い。3回券を買うまでもなかったね…。僕はといえば、ベスト・タイとなる36秒7をマーク。前回の絶不調ブリを考えれば、ポン乗りなのに嬉しい結果。コンディションも良い。

3回乗って全て36秒台、ベストも36秒6まで伸ばせた。欲を出せばキリがないが、最低限の目標である『常時36秒台』は、なんとか果たすことができた。一方Ki.Fo氏も37秒1までタイムを伸ばす。すごい適正だなぁ…。

さてさて、いよいよレーシングカート体験走行である。僕も興味本位で乗ってみた。僕の初めてのレーシング体験は、今の所属チーム・ガレージCのレンタルだった。その時に乗った『JOLLY KART』が今日も来ている。僕にとっては、思い出のカートだ。サーキットの方は僕がガレージCなのを当然知っているので、乗せてくれるかもしれないと、かすかに期待していた。しかし、ちょっとトラブルがあったようで、残念ながら他のショップのカートに乗ることになった。なにか浮気な気分である。

ダイレクトに慣れ切った身体には、湿式クラッチは恐ろしかった。どのタイミングでパワーが伝わるのか、いまいち自信が持てないのだ。立ち上がりが怖い。結局マイカートより1秒4落ちのタイムしか出すことができなかった。一方Ki.Fo氏。かつてイタコでレーシングの走行経験はあるが、やはり1コーナーの飛び込みが迫力があるらしい。あとは他の方々の本気具合に圧倒されていた。1回15~16周ならば、恐怖感も完全に払拭できないまま終わってしまっただろう。次はショップのレンタルで走行することを勧めておいた。

AS杯まで2週間。先の開幕戦、GT2クラスで優勝したオカモさん達も姿を見せていた。有名な方々なので、緊張から遠巻きに観察。やはり速い。本番間近である実感も湧いた。明日の全日本明けには、我らがガレージCのチーム分けも決定する。ドキドキ・ワクワクだ。