今日からの2日間、ガレージCの合宿ということで、榛名モータースポーツランドに出向いている。

今回の合宿、チーム公式的には2日目の日曜日のみで、1日目は有志の集い。トランポ運搬組は、僕と”あまっつ天野翼“のみで、チームからのサポートはない。早朝、既に積み込みが終わっているトランポをショップから借り出し、東武・志木駅で”あまっつ”一家と合流。乗りなれないトランポの運転に緊張しつつ、一路榛名へ。

現地到着、自走組の”ほりっつ堀川翼“と合流する。というわけで、榛名初体験のお手本はディフェンディング・チャンピオン”あまっつ”、そして前戦のファステスト男”ほりっつ”という、実に贅沢な布陣となった。初コースに臨む場合、一応の目標タイムを決めてみることにしている。レースに出ても良さそうなタイム…、例えば前回の桶川の時では、フレッシュマン・クラスのファステストの1秒落ちを目指した。しかし榛名にはフレッシュマン・クラスは無いのである。今回は少しハードルを上げ、エキスパート・クラス…つまり、この2人の一秒落ちを目指すことにした。

雨の榛名

しかしながら、朝から生憎の天候。コース初体験は、なんとウェットで!! コンディションの問題から2輪走行がなく、午前中はカート占有だった。ウェット・セットの準備で出遅れ、1本目は10時から。とにかく初コースを味わう。ホームストレートから3コーナーまでの高速セクション、テクニカルな”タコつぼ”4コーナーに様々なヘアピン。そしてアップダウンのあるコースは初めて。とても楽しい。雨なので何とも言えないが、想像していたより高速には感じなかった。あとコマーとの混走も初めて。いくらこちらが遅いといっても、スピード差があり過ぎて怖かった。

1本目の走行は6コーナーのスピンで終わった。押しがけ、しかも失敗で疲労困ぱい。上りはかからないってのに、無駄な努力をしたものだ。それで気持ち悪くなっちゃって、2回目の走行までには間が空いてしまった。2本目では雨も止み、ウェットながらコンディションは上向いていく。最終的にはタイヤの摩耗を気にしなければならないまでに好転した。

昼休みを挟み、路面はドライへ。と同時に2輪の走行枠が設けられ、30分交替に。さて初ドライである。ここからが正念場! 初コースの初タイムとやらを狙いに行くのだ。と思ったら、ターゲットの一人”あまっつ”は、エンジンのナラシ・モードへ。結果的には、今日のドライ走行すべてをナラシで消化することになる。というわけで、ターゲットは”ほりっつ”のみ。まずはドライでの慣熟走行、面白味も増しまくり。やっぱり1コーナー全開は無理です…。一度全開で突っ込んでみたら、コースアウト!! あわや再びシャフトを曲げるところだった。正直、怖かった。ドライ2本走ったところで、再び雨が来てしまう。コンディションが悪化し切る前に、雨ドライを試して本日は終了。ベストタイムは44秒5。”ほりっつ”からはコンマ9秒落ち。目標達成!! でも、昨年の榛名合宿の時に同世代の先輩方が出した、43秒5には程遠い。コンディションの問題もあるだろうし、明日は晴れて欲しい!!、そう願った。

AKMT in 榛名AKMT in 榛名

最終セッションはフルウェット状態。ただ1人”あまっつ”が練習用タイヤで雨練をこなす。ここまでの雨は久々だったようで、とても楽しそうだった。

さてさて今回は合宿である。お泊りである。チームの定宿である伊香保のとある施設へ向かう。ホテルに併設された日帰り温泉施設なのだが、貸切個室があり、寝具類はないが格安で宿泊できる。温泉だけでなく、レストランや映画上映、漫画コーナー、カラオケ、マッサージなどがある総合施設。貸切個室も広くゆったりしてて、狭いホテルよりは、よほどくつろげる。いつもお世話になっている”あまっつ”一家の皆さんだが、ここまで長時間ご一緒するのは初めて。いろいろと面白興味深いお話を聞かせていただいた。身重の妻も、母親として大先輩の方のお話はとても参考になったよう。”あまっつ”のような速い子供が居たら、どんなに面白いだろうか。

2日目は合宿本番、7組ものチーム員が集まり、K-TAI明けのスタッフ・岡田さんも合流する。でも、雨っぽい…。