今日はメンテナンス祭ということで、所属ショップ・ガレージCへ行ってきた。
なかなか普段の走行後には手が届かない、また一人だとメンテナンスの方法が分からない、そろそろレーシングカートを始めて1年になるが、まだまだそういったことは多い。今日はショップが企画してくれたメンテナンス祭ということで、いつも以上にスタッフの方が時間を作ってくれる。これは行くしかあるまい。あんなことやこんなこともやっちゃうぞ!!
まずは榛名合宿前に購入しておきながら、交換し損なっていたブレーキパッド。もともと盛大にシムを入れていたので、必然的にボルトは長いものを使っていた。交換するには短いボルトが必要なのだが、実はそれを合宿に忘れて行ってしまったのだ。いつ火花が散って、ローターをお釈迦してもおかしくない状況で、かなり冷や冷やモノだったのだ。
左が交換前、右が新しいパッド。キャリパーも摩耗しているので、若干シムは必要だったが、この差を見てほしい。どんだけ限界まで使い込んだんだ。我ながら恐ろしい。この赤パッドはショップのオリジナルで、とてもコントローラブル。その分パッドの減りは少しばかり早い。そもそも僕はブレーキを磨る悪癖の持ち主なので、更に摩耗を助長してしまう。この赤パッドをして、どれだけ摩耗させず、がっつりブレーキングを終わらせるか、それが今後の課題になる。
さてさて次がメンテナンス祭の本番。車高の変更である。もともと僕のカートは納車時の段階でフロントのみ車高が下げられており、いつかリアも下げてみたいと思っていた。一人でできないものと思い込んでいたのだが、聞いてみると意外に簡単。ベアリングホルダーのボルトを抜き、車高を下げて締め直す。少し手間なのが、シート・ステイの取り付け位置が変わるので、シートに穴を開け直すこと。これで高・低どちらの穴も開いたので、コースの現場で車高を触ることも可能になった。
もともと僕のカートはフロントが強かったのだが、フロントのみ車高が下げられていたことと無関係とは思えない。今回リアも下げたことで、どういう挙動を示すのか楽しみだ。その上で、マグ・ハブを入れるなり、今後のベースアップの施策を練ろうと思う。
ここで僕のメンテナンスは時間切れ。本当はフロントのアライメント調整や、硬化した燃料ホースの交換など、いろいろと教わりたいことがあったのだが、それを上回る重要なミッションがあるのだ。先日の記事にも書いた『CAスポーツカート耐久シリーズ』第2戦エントリーだ。
スタッフの岡田さんとともに、サーキット秋ヶ瀬に到着。しかしレンタル貸し切りのため、サーキット・スタッフの方々が大忙しの模様。なんとか本山ママさんにお会いすることができ、エントリー手続きを終えることができた。今日のところは2チーム分エントリー。まだまだメンバーが増えそうな予感はあるが、とりあえず急いで枠を取ってしまいたかった。今日17時の段階で、僕達を入れて4チームのエントリーが集まっているようだ。しかもレンタルカートフェスティバルの出場枠を狙う上で強敵となるチームもエントリーしたことを知る。これは選抜メンバーを組まなければ…。あ、本山ママさん、お菓子ありがとうございました!!
ショップに戻る途中にスーパーで買い出し。実はメンテナンス祭には『お食事会』も用意されていたのだ。スタッフ・岡田さんが仕切る食事会というのも、実はレア・ケース。
はい、たこ焼きです。左手に持っているモノが気になりますw 途中で僕も焼いたのだが、大阪出身とは思えない不器用さで大不評…。店長、クチばかりでスミマセン。大阪人はハリや油引き等、専用用具に頼りすぎる傾向がある。カートもたこ焼きも道具に頼っちゃいけません。腕で勝負です。ご覧の通り、たこ焼き器は必需ですが…。他の方が焼いたのは、とても美味しかったし、楽しいひと時だった。
メンテナンス祭、また開催してほしい。もっともっと知りたいことが沢山ある。子供が生まれれば、今以上にメカの知識が必要になる。なおカートに乗ってもらうことは大前提であり、必然である。ちなみに女の子ね。
帰宅すると、大量にどん兵衛が届いていた。フリードを応募したはずなんだけどな…。ガレCに寄贈しようっと。