今日はCAシリーズ最終戦の1週前練習として、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。11月とは思えない、夏日となった。

先の新東京遠征後、エンジンのフル・オーバーホール(以下OH)をお願いしており、今日はそのナラシから始まる。ナラシは低速・中速・高速に3工程があり、それぞれ10分、その間はエンジンを冷やさなければならない。つまり1時間を3セッションのクラス分けが行なわれた場合には、1セッションが20分となり、ナラシを一工程ずつしか消化できず、3時間をナラシに使うことになる。今日はレース1週前、練習者の数も多く、当然のように3セッション分けだった。つまり朝一本目から走行走行できなければ、ナラシが午後一本目までズレこんでしまう。

チーム側が気を使ってくれたため、少し早目にサーキットに到着した。しかし意外に準備にモタついてしまい、結局朝一本目には間に合わなかった。上級者の時間を使えれば、それは可能だったのだが、そこはレース1週間前、遠慮しておいた。というわけで午後1本目でナラシが終了、全開走行は午後2本目からとなった。少し風が出て、雲行きも怪しくなってきた。コンディションは悪化していく。

今日は新しくセンサーを取り付けた。

エンジンアワーメーター

エンジンアワーメーター。走行時間を記録する装置だ。今後ガレージCでは、OHされたエンジンには標準(強制w)装備となる。

さて今日の課題は、集中してミスをなくすこと。しかし、速く走ることとミスをしないこと、その両立は難しい。つまり、これまでは一か八かのアタックを、ただやみくもに繰り返していただけに過ぎない。ギアを小さくし、ミスが出ればすぐにタイムに反映される状況で走行した。しかし、集中したつもりでも、どうしてもミスが出る。結果はいつもと同じだった。難しい。ここで方向転換を図ることにした。

自分の集中力を試すことにした。まずミスをしないペースで走行してみる。そして徐々にペースを上げていくのだ。最初は1本目のベストより、コンマ3秒落ちで巡航、最終的には2秒遅れの巡航となった。それ以上は、どうしてもミスが出てしまう。コンディション的には皆タイムを落とす傾向にあり、僕としても気落ちするしかないタイムでしか巡航できなかった。

しかし、ミスを意識して走行を繰り返すのは、今さらながら新しい経験で、とても満足感はあった。まだレースまでには走行日が残っているし、それほど潤沢な時間があるわけではないが、集中力を高めていければ、おのずとペースも付いてくるだろう。これまでのレースでは、ミスをした回数分、確実に順位を落としている。練習の成果が活きることを願っている。

そうそう、ここでビッグニュースの予告。来年2月開催されるレンタルカートフェスティバルにガレージCから出場できることになった。秋ヶ瀬で枠を狙って、涙の敗退をしたのは記憶に新しい。詳細は後日!!