今日は文化の日。先の日曜日に続き、レースウィークの祝日が願ってもないカート走行日ということで、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

2日前は夏日。とても難しいコンディションだった。打って変わり、その翌日はショッキングなほど冬模様。しかも雨。そして今日は晴れながら、気温は上がらないという予報。雨上がりの低温、覚悟してサーキット入りした。しかし意外にも、かなり素敵なコンディションだった。皆が皆、好タイムを連発。僕という例外を残して…。

レースウィークということで、今日は朝からコマー&カデット、初・中級者、上級者の3セッション分けだった。しかし、レースウィークとしては空いている方で、特に上級者の時間帯は平日を思わせるほどの台数だった。このあたりも素敵だった。

2日前と同様、とにかくミスを少なくしつつ、維持可能なタイムペースを引き上げるよう心掛けた。スプロケもいつもより小さ目。ミスすれば、大きくタイムに響く。コンディションに助けられ、2日前よりはコンマ4秒速いペースで巡航できた。ベストはなんとか28秒台に入る程度。「まぁ、こんなものかな…」と思っていたのも束の間、チームメイトでありライバルであるマック矢島さんの笑顔に脅かされた。ベストタイムを大幅に更新、コンマ25もチギられていた。意気揚々と午前中で練習を終え、マック矢島氏は引き上げていく。むむむ…、こりゃイカンです。この素敵コンディションの中、僕だけが低次元に纏められているのだ。

ギア比を元に戻して、タイムを出しに行きたかったが、ここはグッと我慢。正直、ギア1つでコンマ25も引っくり返せるものでもない。とにかく僕はミスなく巡航ペースを上げる、その初心を貫くことにした。「レースの日に速く走れれば良いのだ」と、折れそうな心に言い聞かせる。根拠はまったくない…。

午後からの走行も、結局似たような結果。正直落胆したが、体力的には余裕があり、計185ラップを「ミスを意識して」走り込むことができたのは大きいだろう。ミスは数限りなく犯したが、考えながら走行することはできた。

次回はレース前日練習。体力面から、いつものように半日走行にする予定。予報では、かなり暖かいようで、今日のコンディションは全く参考にならない。レース当日には近いと思われるので、しっかり順応していきたい。あと小さ目のスプロケは、今の僕には使いこなせないことがハッキリした。通常のギア比に戻して、レースに備えるつもりだ。足枷を外すつもりが、変な癖が付いちゃったかもしれない。より丁寧なアクセルワークが課題となる。とにかく頑張る。