今日は明日の走行日に備え、所属ショップ・ガレージCでメンテナンスを行なった。

先週メンテナンスを行なったばかりだが、先の記事のとおり、冬特訓でも春導入予定だったパーツなどを組み込むことにしたこと、またスタッフの岡田さんのご厚意により、堅いシャフトを試乗させていただけることになったため、その交換に出向いた。

レース前ということで、ショップが混雑することも予想されたので、開店直後に出向いた。2階のガレージからカートを降ろし、陣取り成功。一服して、岡田さんと今後の方向性について相談した。普段なら聞けないようなところまで突っ込んで質問できたので、かなり良いお話を聞くことができた。やっぱりドライバー次第だ。気合いを入れて頑張ろう。

フロアパネル、取り外し

陣取り成功しても安心しては居られない。想像以上の人手に吃驚した。まずは交換予定のフロアパネルを取り外す。「うわ、汚ねぇ!!」走行後のメンテナンスではリアにばかり気を取られ、フロントに目が回らないことが多い。せっかくパネルを外したのだから…と、思わず掃除を始めてしまった。AKMT、目的を見失う。

小1時間ほと経った頃だろうが、何故かサイドカウルまで外した時、「ハッ!」と我に返る。イカンイカンと、シャフトの交換を始めることにした。シャフトといえば、昨年の丁度今頃を思い出す。1日に2本曲げた伝説の1日。その時から今まで、シャフトには手を付けたことがない。自分で交換できるものとは思っていなかったのだが、とにかく出来るだけ自分でやってみる。行き詰ったら助けを呼ぼうと思ったのだが、時間をかければそれなりに作業が進む。ちょうどシニア・チーム員さんと談笑しながらだったので、安心して作業を進めることができた。なんとかシャフトを引き抜くことに成功。お借りしたシャフトの装着に入る。

その頃、新しい相棒を手に入れた松沢氏が、旧車のバラシを行なっていた。先週のタッキーさん同様、いろいろなパーツを頂戴することができた。本当にありがとうございます。人呼んでハイエナAKMT(汗) 頂いたブレーキパッドを、これまた借り物のブレーキパッドと交換。新しいパッドが到着していたので、それに交換しようと思っていたのだが、冬特訓での消耗も激しいと思われることから、頂戴したパッドを有難く使わせていただくことにする。これまでパッドを貸して下さった高橋氏、そしてパットを譲って下さった松沢氏、本当に感謝です。

というわけで、シャフト交換のタイミングでブレーキのクリアランスも調整できた。皆さんのサポートのおかげで、なんとかシャフト交換も終了。やってみるもんだなぁ。ちょっと成長できたかもしれない。

そしてフロアパネルを装着後、リア・スタビの装着。おお、なんか違うカートみたいだ。

フロアパネルリア・スタビライザー

ただ、シャフトの効果を知りたいので、明日はスタビを外すかもしれない。

なんだかんだ、一番乗りしたのに、最後まで居残り。閉店時間を過ぎ、スタッフの岡田さんには大変申し訳ないことをした。ただ、岡田さんのカートが降ろされるのを観て、ちょっと感慨深かった。岡田さんは明日のレースに、Sクラスにハンデ付きで出場する。実は師匠・岡田さんのレーシングでのレースは観たことがない。ポン乗りのレンタルカートでの走りには感動させられただけに、とても楽しみでならない。

明日僕が出場するSSクラスにも、エキスパート勢がハンデ付きで乗りこんでくる。まずはTIA全国2位であり、今季の秋ヶ瀬チャンプであるSPS所属の”たくMA”選手がSSに進出。そしてチームメイトである”ほりっつ”も出場。また大先輩、SPS所属のishikawa選手まで乗り込んでくる。Sクラスに負けない盛り上がりを見せそう。

そんな僕も、ハンデ付きに負けたくないという、ちょっとした闘志に目覚めてかけている。というかプレッシャーかな。でも普段は同じ舞台に上がることのないエキスパートの方々とレースできるのは、とても光栄なことだし、学べることも多いだろう。パーツを入れたり、少し慌ただしい状態なのだが、今年最後のスプリント、気合を入れて頑張ろうと思う。