今日はCAカートレース第2戦にむけた練習へと、サーキット秋ヶ瀬へと行ってきた。
約1ヶ月ぶりの練習。カートのあちこちにガタが出てきた影響から、練習費用を修繕に廻したため。この1ヶ月強で、ブレーキローターの交換、エンジンのオーバーホール、チャンバーの交換、シートステイの交換、リアバンパーの交換、ついでにチェーンガードの交換。カートは消耗品であることを実感する。
身体的には、1ヶ月以上のブランクといえる。昨年秋から冬特訓と称して行なった特別仕様車による練習。結果は大失敗で、単に遅くなり、身体はスピード感を失った。特訓仕様を解除し始めた2月は、ほぼ雨に阻まれ、スピード感は戻らなかった。スピード・レンジの低い練習に加え、リアルに1ヶ月のブランク。肉体的、筋力は半減。気分的には、半年ぶりくらいの感覚だった。
今回は所属ショップ・ガレージCが全日本(もてぎ)とHDX(岡山)と2方面に遠征中のため、チーム員のみの練習走行となった。サポートに駆けつけた男のミクちゃんに感謝!! 特に全日本と日程が重なったのは、他のショップといえど同様。この日の秋ヶ瀬は、土日祝の久々のドライとしては、空いていたように思う。現に、終日コマー・カデットと一般カートの30分交代制だった。
鈍り切った身体では、ドライ30分×6セッションの完走は無理!! 身体が作動不能になるギリギリまで、最大限に壊すことが目標。そうしないと、せっかくの超回復が効果半減してしまう。序盤で一気に作動不能に陥らないよう、ペース配分を考えた。考えてはみたのだが…。
朝1本目の走行。準備をゆっくり目に残り10分のところで出て行った。タイム的には29秒6。遅い、遅すぎる!! ベンチマークにさせていただいたチームメイトの方からは、コンマ5秒落ち。まぁ、ブランク明けだから仕方ないと納得することにした。それにしても、もう身体がヘロヘロだぞ!! ヤバイ!!
朝2本目の走行。残り20分で出て行ったのだが、15分の走行でギブアップ。タイム的には29秒4。少なからずタイムアップして安堵したが、チームメイトからはやはりコンマ5秒落ち。コンディション変化でアップしただけ!! それに、首に来てるぞ…。
朝3本目の走行は、14周でギブアップ。タイムは29秒3。やはりコンマ5秒落ち。一度首に来てしまったら、短時間で完全回復するのは難しいという。最大限に身体を壊すという目的すら怪しくなってきた。その後は酷いもので、10周すら走行できないという最悪の事態に。
話変わって、この日は午後から、生後2ヶ月半の娘がサーキットにやってきた。既にサーキット・デビューは済ませており、何度か脚を運んでるが、最初からエンジン音は全然平気。胎教の成果だw しかし娘の前で走行するのは初めてである。ちょっとした記念日だ。既に走行できない身体になっていたが、少しばかり発奮!! 最終的には29秒2まではタイムアップできた。それでもチームメイトのコンマ5秒差は変わらず。「これから!!」という時に、身体は付いてこず…。残念ながら、これが今の僕の実力のようだ。コンディションがどうであれ、29秒2というタイム次元までは、目を慣らすことができたということで、ひとまず納得するしかないようだ。
正直、第2戦までに復調できる自信もなければ、ライバルの攻勢からすれば、復調したとして勝てるものでもない。でも、帰ってきた!! 帰ってきたよ!! この「ヤバイ!」とか「悔しい!!」とかいう感覚。これが戻れば生きていける。こっちのもんだ!!
あ、この日は新兵器を導入。結構使える。カートで使っている人は居るのだろうか。たぶん身近に居そうな気がする。ちゃんと使えるようになったら、記事にするかも。