今日は全日本・地方選の東地域第4戦を観戦に、榛名モータースポーツランドへ行ってきた。昨年の真夏日ほどではないが、とても良い気候だった。

例によって、チームメイトである”あまっつ”こと天野翼選手の母上と待ち合わせて、一路榛名へ。チームにとっては第2のホームといえる榛名。マイカーでは初めての往訪になるが、他の開催地に比べて近く、カジュアル感がある。

第2戦の榛名は、東日本KF2が最高峰。全日本観戦といえば、僕にとっては例年ヤマト君こと野尻選手の応援というお題目なのに、今年は居ない。スーパーKFにステップアップしたからなのだが、なんだか違和感がある。

タイムトライアル前に現地に到着、我らがガレージCのSPiRiT応援団も集結し始めた。カートの現地観戦、タイトラだけは状況が把握し難い。「おー、走っている、走っている」といった感じ。各選手の走りの差を追い、あとはリザルトを見て答え合わせ。一見派手に見える走行を速く思いがちなのだが、これがそんな単純ではないのが面白い。意外に鑑識眼が養われるかもしれない。

我らがガレージCの面々の結果は下記のとおり。

FP-Jrカデット(16台)
  • 12番手.小泉恒介
FP-Jr(25台)
  • 24番手.山田遼
FS-125(12台)
  • 2番手.三笠雄一
  • 3番手.天野翼
  • 4番手.阿部拓馬
KF2(12台)
  • 4番手.児玉和也

地方選FS-125クラスでは、ガレージCのSPiRiT勢が2-3-4を占める。開幕戦に引き続き、いやそれ以上に優勝を狙って戦える位置に付けているのだ。逆に昨年表彰台のFP-Jr遼君は、応援席から見ていても苦労が伝わってきた。かなり無理しているように見える。とても完調には見えなかった。

続いて予選ヒート。細かな展開は記事にできるレベルになく、リザルトのみ。

FP-Jrカデット(16台)
  • 15番手.小泉恒介
FP-Jr(25台)
  • 16番手.山田遼
FS-125(12台)
  • 2番手.三笠雄一
  • 4番手.天野翼
  • 9番手.阿部拓馬
KF2(12台)
  • 4番手.児玉和也

さて、昼休みを挟み、いよいよ決勝。応援にも熱が入る。ここからは、カート動画配信で有名なレーシングカートウェブ様にてご閲覧ください。

レーシングカートウェブ

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…さて、ご閲覧いただけましたか?

三笠雄一選手、優勝おめでとう!! あの激戦の地方選で、やってのけました!! ガレージCのチーム員が地方選を勝ったのは初の快挙。悲願達成といえる。(確か僕の師匠である岡田さんも勝っているが、その時は茶畑名義だったのかな??)いや、なんというか「ありがとう」と言いたい。この1勝は大きい。大き過ぎる。これでチーム内争いは、三笠選手が大きくリードしたことになる。

そして3位表彰台に入った天野翼選手。オープニングラップの混乱に巻き込まれ、ほぼ最後尾に落ちてしまったにも関わらず、ファステストで追い上げた結果だった。あそこまで鬼気迫る”あまっつ”の走りは初めてみたかもしれない。車検後の同選手は、悔しさに苦悶した表情。そんな”あまっつ”を見るのも初めてだった。しかし、その悔しさを押し殺してガッツポーズで表彰式へ。そんな”あまっつ”に、僕は涙が込み上げた。

スタートの混乱を上手くすり抜けた阿部拓馬選手は、9番手から2番手に大きくジャンプアップ。終始2番手を走行しただけに、最後ゴールライン手前で止まってしまったのは、残念でならない。天才アベックスの次戦に期待だ。

しかし、このカルテットは凄いなぁ。応援しがいがある。次戦SUGOは行く予定でなかったが、これは行かないと!! と思いつつも、やはり遠出、子供の事があるので考え中。

FP-Jrの遼選手は、どうもエンジンが原因だったよう。デリバリー…

さてさてKF2クラスは、予選を出走しなかった選手が優勝。タイヤ温存作戦(?)が物議を醸した。この是非はさて置き、出走台数が少ないからこそできることなのは確かだ。うーん。

最後に、闘い終えたドライバー、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。今回はGW中でほぼ合宿状態だったこともあり、特に体力的にキツイ1戦だったのではないでしょうか。でも皆の頑張りには勇気づけられるし、僕達オッサン・カーターの活力になります。これはカートだけではなく、日々の生活においても。さて僕もカートを直して、頑張らないとな!! 活力の自給自足だw