レンタルカート車両のデファクト・スタンダートであるビレル『N35』、ビレルパシフィックがその日本一決定戦の場を用意したようだ。その名も『N35 ALL star CUP』。

開催概要は下記となっている。

日時 2010年12月19日(日)
場所 大磯ロングビーチ第1駐車場特設コース
車両 Birel『N35』 + YAMAHA『MZ200』
※大会主催者が用意
参加料金 ¥50,000(別途保険料)
人数 1チーム2~4名
参加資格 16歳以上
内容 25台による3時間耐久レース(予定)
体重・年齢に考慮したハンデあり
エントリー 各施設(コース)による選抜。
例:秋ヶ瀬は2枠

…と、実はビレルからは正式に発表されたわけではない。8月18日の段階で加盟コースであるサーキット秋ヶ瀬の『レンタルカート&スポーツカート情報局』に案内が出ていたのだ。いずれ公式発表があるものと待っていたのだが、ニュース性が損なわれそうなので、弊ブログでも掲載することにした。秋ヶ瀬に確認すると、ビレルから告示の許可は出ており、この日本一決定戦が行なわれるのは既定路線のようだ。

レンタルカートの日本一決定戦といえば、年に一度ツインリンクもてぎで開催されるレンタルカートフェスティバルが有名だが、各加盟コースの車両を持ち込みで使用することからコース毎に車両が異なり、更に各コースの威信もあることから、決してイコール・コンディションになることはない。レンタル界のデファクト・スタンダードたる『N35』は、決して有利なポジションではなかった。今回メーカー側が車両とエンジンを用意することで、限りなくイコール・コンディションに近い状態で決定戦を実現することになる。エンジンはもちろん、ストック前提と言われるYAMAHA『MZ200』だ。

加盟コースは不明。筆者が確認しているのは、ソースたる秋ヶ瀬のみ。読者の皆さまに情報を求めます。ホームコースなどに確認して、加盟コースか否か、この記事のコメントに情報をお寄せいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。