今日はCAカートレース第4戦の前日練習として、サーキット秋ヶ瀬に行ってきた。

なんだかいきなり雲行きが怪しくなった週末。いつ雨が来てもおかしくない状況であり、まず太陽は拝めないであろう展開では、低グリップ駄目病の僕にはすこぶる厳しい。このレースを最後に3ヶ月カート休養に入る予定だが、なかなかスッキリ戦わせて貰えなさそう。

昨年同様、今年もキッズカートの東地域シリーズが併催されるが、昨年と違い、レース前日のこの日は昼・夕にキッズ専有枠が設けられ、いつもの3クラス分けだった。

朝1本目は例によって頂きモノのハイグリップ『AKMT目覚めろタイヤ(以下AWT)』で走行。コンディションは良さそうだった。しかしながら今にも雨が落ちてきそうであり、いろいろと予定を繰り上げなければならなくなった。

資金難から今回のレースタイヤは1レース落ち。とはいえ、少しは硬化しちゃっているだろうから、別に皮むきというわけではないが、少し転がしてゴムであることを思い出させなければならない。雨ではできないのだ。本来は一日の終盤に行なう予定だったが、急遽2本目に行なうことにした。

急いでホイールを組み替える。新型ホイールはタイヤの脱・装着が大変難しく、実は個人的に成功例が少ない。それをセッションの合間の40分間で行なうのだから無謀である。しかし全日本KFシリーズと日程が重なり、マンパワー的に厳しい状況で、所属チーム・ガレージCのスタッフの手を煩わせるわけにはいかない。しかし覚悟を決めれば、それなりになんとかなるもので、少し時間は押したが、なんとか自力で交換完了。2本目に5周のみ走行することができた。

久しぶりに履いた新し目のタイヤ、レースにむけたセットのヒントくらいは引き出したいところ。しかしタイヤ交換で疲弊した後、わずか5周では何も判断できず。幸運にも予想に反して雨が来ず、3本目も1レース落ちで走行できる。ここからは『感触』を得るのと、タイヤの『摩耗』とのトレードオフ。結局12周ほど走行してしまったが、美味しいところを使っちゃったかもしれない。

さて、こうなると「雨よ来い」である。もうドライで走らせるタイヤ・セットはないし、翌日のレースは雨の可能性が高い。セット云々抜きに、雨で走っておきたかった。ところが午後は雨どころか、奇跡的に太陽が見える時間帯すらあった。なんだこれ(汗)

仕方ないので、その後はずっとAWTで走行を続行。レース前日に何遊んでんだ…と怒られそうだが、僕の場合はカート走行を止めた直後からナチュラルにカート感覚が劣化していくので、翌日のタイトラまで空白は短ければ短いほど良い。しかも幸か不幸か、最終セッションではチェーンカードのステイが折れるトラブルが発生。走っていなければ、確実にレース中に折れていたわけで、AWTとはいえ走る意味はあったわけだ。

とはいえ、レース前日としてみれば、タイム的には悲観的な1日だった。さらに夏の暑いコンディションでは1レース落ちのデメリットはないに等しいが、レース当日の天候はその真逆の予報。良くても雨上がりのドライ。天候だけはどうにもならないので、とにかく全力を出しきるしかない。

つづく!