昨日(26日)は、今季からJAF公認カートコースとなった本庄サーキットのカート走行会「本庄カートサロン」に行って来ました。

本庄サーキット

本庄サーキット

本庄サーキットといえばそもそも4輪コースなわけですが、「カートランド関越」や「F1リゾート秩父」、「フォーミュラK2宮沢湖」などのレンタルカート・コースと同系列であり、今季からレーシングカートの全日本東地域シリーズに組み込まれました。

そして何より僕の所属ショップ・ガレージCから近場の埼玉県内であり、今季からSLカートシリーズも開催されるというわけで、それはそれは注目されておりました。そしてこの日はカートコースとしてのお披露目会で走行無料(※)、僕としても新たなホーム候補として、これは絶対参加すべきなのである。(※少額の見舞金あり)

開会式

さてガレージCからトランポに同乗してコース到着、開会式~ドライバーズミーティングに参加してから走行受付。ここで本来ならコース初走行時に必要となる講習会の無料チケットを受け取ります。これは次回走行前に受けることになりますが、本来なら3,500円かかります。超お得!!

やっぱり注目度が高いですね。他コースで賞金レースがあったりしたにも関わらず、かなりの台数が集まりました。大盛況!! いつも秋ヶ瀬で顔を合わす方々から、直接面識はないけど知ったお顔の方々まで。

本庄サーキット パドック本庄サーキット パドック
100cと125cc レイアウトの違い

100cと125cc レイアウトの違い

10時からの走行会開始、12~13時の昼休みをはさみ、16時まで1時間毎に15分のクラス分けで繰り返します。クラスは60cc、100cc、125cc、レンタルの4クラス。各クラスでコースチェンジがあります。ちなみに100ccと125ccでは最終コーナーがこんな感じ(→)で違います。

カート専用仮説シケイン

カート専用仮説シケイン

そしてこれは全クラスについてですが、カートコースとしては直線距離が長過ぎるということで、こんな感じ(→)で直線前にシケインが設けられています。見てお分かりだと思いますが、実際にはシケインではなく、ラインを塞ぐだけで、全開で抜けられます。

初コースということでセットもクソもないですが、出向く前から一番悩ましかったのがギア比。全長1,112m、最大直線は200m強ということで、かなり小さいことが予想されました。僕の経験で一番小さいのがSUGOでしたが、これでも余裕で大きいかと。ということで、同じ4輪コースという側面を持つ茂原を参考値として調査、さらに小さ目からスタートして、徐々に合わせていくことにしました。

AKMT

撮影:ガレージC岡田氏

そのスピード域に最初はビビリましたが、長い直線も特に暇を感じず、これは面白い!! 実は今年走り初めとなる僕にとって、体力的な不安もあったのですが、それも意外と楽! これはたっぷり走って、最適なギア比を探れるというもの!!

ギア比は大きくしていき、自分なりにこの辺り(?)というのは出たけど、チームメイトによって違いました。今のところは乗り方や得手不得手によって異なるのでしょうが、乗り方の最適化とともに、正解も縮まってくるように思います。

最後のセッションは模擬レースで締め。そのスピード域から安全目に行ったのですが、適度なスリルとともに、とても楽しめました。なによりスリップがヤバイ。前走者のエンジン不調かギア比の差かと思ったほどに、コレほどのスリップは初体験。

さてタイムには触れていませんが、正直僕は遅かったです(汗) これもチームメイト間で大きく違い、僕は中の中。タイヤだったり、ギア比だったり、キャブだったり、いろいろな原因が予想され、今のところ一喜一憂という感はないです。僕も今回は手持ちのスプロケ資産を活かそうと、フロント・リアとも大き目のスプロケだったので、縁石をあまり使わなかったり、エンジンのライフに不安があったので、キャブが濃い目だったり、まだまだ攻め切っていません。

そんなことより楽しかった。繰り返しになりますが、レイアウトから想像する以上に楽しめたし、まだまだ伸び代があるので、これまた楽しくて仕方ありません。そして何よりイベントの雰囲気が良く、とても気分よく過ごせました。これ今の僕にはとても重要w

あともう一度くらいは走って、今年の活動の場にするのか、真剣に吟味していこうと思っています。とはいえ開幕戦は2月24日。あまり時間はありません。

そういえば、本年から新たにスタート予定の新スーパーカート選手権「WAKO’S ナショナルChampionship」用カートの試乗会も行われていました。

MAXTER FORMULA 5

MAXTER FORMULA 5

YAMAHA WR250

YAMAHA WR250

この新シリーズはJAF準国内格式、4stのWR250エンジン(YAMAHA)ワンメイクとなる新しいスーパーカート選手権です。ロードコースで開催、フォーミュラと同じスタンディングスタート、充実したスカラシップ、ステップアップを視野に入れた若手カーターにオススメのシリーズ戦です。詳しくはスーパーカート協会、またはガレージCまでお問い合わせ下さい!

そのシリーズ・レンタルのフレームとなるのが、「MAXTER FORMULA 5」。僕は試乗しなかったのですが、WR250エンジンと相まって、とてもドライブし易いマシンだったようです。乗りたかったw

最後に、このような素晴らしいイベントをご企画いただいた本庄サーキットさん、イベントに参加された皆さん、そしてガレージCのスタッフ・メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。