何が何だか分からないし、どういう経緯でこうなったのか、はっきりとは言えない。しかしながら、どうやら僕はレーシングカートを買ってもよくなったようだ。

繰り返しになるが、レンタルカートにはまり、ヘルメットやらグローブやら散財する僕に、妻はカートを続けるにあたり、ある条件を出してきた。カート関連の大きな買い物は、F1ドリーム平塚シティカートでのタイム更新を必要とし、最終目標であるレーシングカート購入条件は31秒台であると。

しかし一転、いきなりレーシングカートを買っても良くなってしまった。これは、いろいろな状況が重なったからなのだろうが、先述どおり経緯ははっきりしない。

まず31秒台という目標が、情けないかな僕には途方もないことだということを、妻が理解したということが一点。今にもレーシングカートを買いそうな同僚が居て、しきりに誘ってくるのも一点。ちなみにそいつは33秒台。妻も31秒台が無理なら、何秒台なら良いのか、考えあぐねたことだろう。意地悪している気になってしまったのかもしれない。

そして先週の全日本カート観戦。これがブレークスルーなのかもしれない。妻自身、カートが欲しくなってしまったようにも見える。

おそらく仲間内で一番カートを欲しがっている僕が、いつになるか分からない31秒台という目標のために禁欲生活を送り、意図せず仲間内の足枷となっていたのも事実。もうね、買っちゃおうよ!買っちゃうこと前提で、いろいろ調べたりしようよ! 夫婦でそういう雰囲気になったとしか言いようがない。ま、遅いままなのが痛々しいけど…。

というわけで、カート購入計画発動。これまでの妄想ではなく、これは現実だ。いろいろネットで情報を見ても、カート購入手順やその後の活動など、漠然としか見えてこない。しかし購入を決めた以上、もうショップに行っちゃえばよいのだ。いろいろな疑問は、そこではっきりするだろう。

ホームコースをサーキット秋ヶ瀬とし、周辺ショップを巡ってみようと思う。