なんとか無事夏季休暇に入り、予定通りレーシングカートを試乗してきた。とにかく興奮の一日だった。まだまだ興奮が残っており、いつもに増して意味不明な記事になってしまったら申し訳ない。

今回の試乗は、ガレージ茶畑の秋ヶ瀬店『ガレージC』にお願いし、サーキット秋ヶ瀬にて行なった。試乗料金は10,000円、+サーキット走行料の4,000円。試乗は13時から16時ということで、事前にショップに出向き、誓約書や料金の支払いを行なう。若干時間があったので、ショップの中を見て回ったり、まだ買うと決断したわけではないのに、あれこれ店長に聞いてみたりと、ちょっとハシャぎ過ぎたかもしれない。

例によってクルマではなく公共交通機関を利用したので、ショップからはサーキットまで徒歩となった。約20分。現地では既にスタッフの岡田さんが待機してくれていた。今日半日お世話になる人とカートとの緊張の対面。岡田さんの方はとても穏やかな方で、懇切丁寧に初走行の心得を伝授してくれた。カートは『JOLLY KART』&『YAMAHA KT100湿式クラッチ』。

JOLLY KARTJOLLY KART

緊張のエンジン始動。恐る恐るピットロードへ。この時点でレンタルカートとは別次元の何かを感じた…、というか察した。まずは岡田さんの指示どおり、カートとスピードに慣れるまで、他の走行車の邪魔にならないようコースの左端を走行し、ピットイン&アウトのラインがクロスする際には後続車に気を付ける。慣れるまで…というか、第一印象は『慣れるのか?』だった。恐ろしい世界に来てしまったと、ちょっと反省したくらいだ。それくらい、レンタルカートとはパワーもなにもかもが違った。レンタルカート初走行の際にも、どのくらいで走って良いものか悩んだが、今回はその比じゃない。他の走行車の邪魔にならないようにするだけで必死だった。

それが徐々に他の走行車との間隔が読めるようになってくる。しばらく来ないと思えば右へ出て何かを試し、来ると左へ…と繰り返していくうちに、自分のペースが掴めるようになってきた。そして自分より速い走行車に抜かれたら、とにかく付いていってみた。すると最初はすぐに離されていたが、段々と離されなくなってくる。そうなると、自分のペースとラインで走る時間が長くなっていった。最終的には、以前レンタルカートの際にサーキットのスタッフの方々からいただいたアドバイスを実践してみようという余裕も出るようになった。

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とにかく体力の消耗が、レンタルカートとは段違いだった。Gで首が逝く。集中力も失われる。今回は3時間の走行時間のうち、たぶん半分も走れなかったように思う。それでも30周×4セット、計120周くらいはしたと思う。それで走行料4,000円だから、安いよなぁ。

どのくらいレンタルカートと違うのか。数字にしてみると、レンタルカートでの前回のタイムが39秒後半、恐る恐る乗ったレーシングカートですら手動計測で31秒前半。その差は8秒半。知人を含むレンタルカーターの皆さん、是非ともレーシングカートの試乗をお勧めしたい。特にカートの刺激にやられた方、さらなる刺激が待っています。しかもかなり強烈な。

というわけで、レーシングカート購入計画は、『購入決断』というステータスに達した。早速、ショップに戻って購入を前提にお話をさせてもらうことにした。

つづく!