今日は有給休暇をとり、マイカートでは初めてとなる平日練習へとサーキット秋ヶ瀬に行ってきた。来月16日開催のCA最終戦に出場する為には、先に出場を断念したチャレンジカップと同様に、基準タイム29秒8をクリアするという約束事を果たす必要がある。しかし土日の走行の機会は少なく、その上混んでいるため、走行時間も限られる。どうしても平日走行が必要だと感じ、有給をとる決断をした。

といっても、今日はタイムを狙いに行くのは止め、いろいろな方から頂いたアドバイスなどを落ち着いて実践していくことに努めた。基本から見直すのだ。その為の平日練習である。とはいえ初回の走行が30秒8。前回惜しいところまで行った割には一秒落ち。少々焦りは感じつつ…。

とにかくスローイン・ファストアウトがダメ。もともと突っ込み過ぎなものを、ブレーキを早めただけで、クリップに向かって浅く入ってしまい、出口で苦しくなる。姿勢や視線を正し、クリップに注視し過ぎないようにしながら、進入角度を浅くならないよう努める。チーム・スタッフの岡田さんにコース脇で観察して貰い、徐々に矯正していく。アドバイスを貰うたびにコンマ1秒づつは縮まったが、29秒台は遥か彼方。

しかしながら流石に平日、空いているだけに、いろいろと試しやすいし、試したことを結果としてすぐに確認できる。これまでは、慌ただしく考えなしに走行を繰り返し、タイムもバラつき、たまにポテンヒット的に29秒台が出ることもあった。しかし今回は巡航速度は低いものの、バラつきは減り、同じことすれば同じタイムが出るようになってきた。

最後の最後、岡田さんが僕の大きな弱点を発見した。僕は進入の際のMAXブレーキ後、アクセルもブレーキも踏んでいない空白の時間が、長過ぎる程にあるという。そのため、せっかくの前荷重が逃げてしまい、出口で苦しくなっているという。まずはクリップまでは弱くブレーキを残し、そこからアクセルに切り替えるよう、僕にも実践できるレベルでアドバイスをいただいた。

試してみると、特に無理もしないのに、コンマ2秒タイムアップした。「こりゃ良い!」と調子に乗ってしまったのが災い、縁石に乗り上げスピン、チェーンが外れてストップ。またしてもスプロケットが破損した。スプロケットを交換し、急いでコースに戻ったが、5分も走行できずに、タイムアップは果たせなかった。

結局、今日のベストタイムは30秒4。いくらタイムを狙わないとはいえ、遅いにも程がある。このままではCA最終戦の出場は危ない。次回の走行は、今週末の土曜の午後。焦りが募る。

さてさてアバラ問題だが、今日の走行では症状が悪化することもなく、低度の痛みで安定している。少し安心した。