今日は9月の激務の末の振替休日。代休は早目に消化しなければならず、それでは遠慮なくカートに乗りましょうと、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

とはいうものの、多少切迫した状況にあった。今週末は同サーキットのチャレンジカップに出場する予定なのだが、9月は仕事でカートに乗れず、10月は土日祝のカート走行日がほとんどない。先月のレースを最後に、1ヶ月以上もカートに乗っていないのである。そのレースの前もあまり乗れない状況が続いていたので、身体的な鈍り具合は最高潮に達しているのである。しかも、精神的には久々過ぎて、ちょっと怖い…。

朝一番の走行、昨夜の雨上がりで路面はかなりスリッピー。レンタル・レーシングカートを乗りに来た方々が、ストレート・エンドでスピンしているのを見て驚いたが、実際に乗ってみて納得した。こりゃ滑る。タイムも29秒後半がアベレージで、ベストも29秒4が精一杯。しかし徐々にコンディションは好転していく。

今日はチームメイトのムロミーさんが、同じくチームメイトの守谷さんの昨年のカートを借りて走行。1年半ぶりのレーシング走行だというのに、29秒フラットまで出していた。速い!! 僕も1ヶ月ぶりなどとは言っていられない。タイヤも限界なので、2レース落ちのタイヤを投入しようと、昼休みにはショップへ戻った。

ちょっとノンビリしてコースに戻ったら、なんと守谷さんも来ていた。ムロミーさんを監督しにきたという。SL全国大会でのスーパーSSファステスト男。もう今年の走行は激減するのかと思いきや、昨年のカートながら、しっかり走行までしていた。

僕はといえば、路面コンディションの好転により、タイムは29秒2まで上がったが、体力的な問題が出てきた。首が逝って、顎を引けなくなってくる。すぐに10周も走れない身体に…。意地になり何度か出ていくが、最後には3周も走れないまでに…。ちょっと走行少な目でサボり気味な気がしていたが、今日は身体を壊すことが目的でもあったので、使い切った感はあった。

守谷氏 with AKMT号

そんな中、守谷さんは自分のカート以外も乗りまくりの、コースに出ずっぱり。エクストリームに乗るわ、X30にも乗るわ、Aパパのカートにまで。凄い体力だ。僕のカートにも乗っていただいた。

結構、レア・ショットでしょ。携帯で撮ったのでピンボケ…、デジカメ忘れていったのが悔やまれる。僕のカートは乗り易いらしく、動作が軽いのだという。そして何よりエンジンが良いとのこと。この後、スタッフの岡田さんにも試乗していただいたが、かなり良いインプレッション。あとが僕の腕ですね…、すんません。

そして守谷さんのアドバイス。アクセルペダルのスプリングが純正なので弱く、微妙なアクセル操作が難しいのではないかという。以前から変えようとは思っていたのだが、同氏の言葉に後押しされ、強目のスプリングへ交換することにした。

あと今日はいつもより小さめのスプロケを試した。しかし回転数が15,000回転を下回ることが多く、今の僕には使いこなせないことが分かった。今後の練習では使っていこうと思うが、今週末のレースに投入するのは止めることにする。

タイム的には気落ちする1日だったが、レース前に乗れて少し安心した。あとは筋肉の超回復を待つだけ。あ~、キーボードを打つ手もダルい。