今日は第4回『チャレンジカップカートレース in CA』の1週前練習…というわけではないが、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。たまたま1週前の土日に走行日があったという感じ。むしろCA最終戦の1週後練習といった方がシックリする。とにかく何のプレッシャーもなくカートに乗りたい、楽しみたいというのが本音。午前中はコースが貸し切られており、午後から半日の走行。予報は雨だったが、その方がむしろ楽しめるというもの。

朝、東京・練馬を発つ頃は雨は降っていないが、路面が濡れている状況。東武・志木駅に到着した頃には、しっかり雨が降っていた。しかしショップ・ガレージCに着いた時には止んでいた。そういう1日なのかもしれない。レイン・タイヤと一応ドライ・タイヤの準備をし、サーキットへ向かった。

流石にCA本戦の1週後の雨予報ということで、かなり空いていた。屋根下をガレージCで独占、平日を思わせる状況だった。1時間をコマー・カデットと一般カートの2クラス分け。路面はウェットだが、それほど水量もなく、台数が少ないので雨スリックでの練習も出来そう。西の空は晴れており、時折晴れ間も現れる。悩んだ結果、雨スリックで行くことになった。

雨スリックの経験は、チェンジオーバーの時間帯を除き、ほとんど経験がない。しかし、これは楽しい。これまでミスなく走る練習をしてきたおかげか、割と丁寧に走ることが身体に染み付き始めている。ブレーキをしっかり踏まないと、とにかく曲がらない。とても良い経験になった。

2本目の走行、最初はレインタイヤの方が速かったが、コンディションは急速に好転しており、中頃にはチェンジオーバー、後半はドライタイヤの方が速い状況となってきた。

3本目の走行、まだまだウェット・パッチが残っている。しかしセッション中に1秒ものタイム差が出るほど、コンディションが回復。単独で29秒6でラップしていたのだが、終盤は抜く練習もしたりしていたので、タイム的にはまだまだ上がったと思われる。

とにかく今日は30分3セッション、たっぷり130ラップも走り込めた。ドライタイヤ一本で、コンディションの変化を体験できたのは、これまでにない経験。ものすごく充実した半日だった。来週のチャレンジカップに出られるかどうか、仕事の都合次第だが、今日走行できたのは大きいかもしれない。来年1月には子供が生まれるため、しばらくレースが出来ないのは先の記事のとおり。タイヤの問題からも、休止前最後のレースになる。できれば出場したいのだが。

ショップに帰ると、明日の榛名遠征の準備でごった返していた。参加メンバーを観て、僕も行きたくて仕方なかった。しかし今週末は、妻の里帰り前の最後の休日。つまり2人きりになれる最後の休日なのだ。人生の節目となる休日になるだろう。これまでカート活動を理解し、サポートしてくれた妻に感謝したい。