さて、秋ヶ瀬での走り納めを終え、所属ショップ・ガレージCの大忘年会へ。
総勢70名を超える大所帯。昨年も参加させていただいたとはいえ、この1年で70名もお知り合いの方が増えるなんて、カートを始めたからこそだ。考えてみれば、ガレージCだけに留まらない。秋ヶ瀬の仲間や、ネットでお知り合いになった方々など、数えてみれば軽く100名は越えるかもしれない。
2時間しかないので、70名すべての方とお話することはできない。ここは割りきって、飲むのみ。アダルト席につけたので、同世代の方々といつものように談笑。違うのは、お酒が飲めること。普段の活動では、クルマの方が多いので、年に一度のこの機会は、とても貴重なのである。逆に未成年席からは遠のいてしまった。どんな話をしているのか、興味津々ではあるのだが、単独で割り込んでいくのは、かなり勇気が要る行為だ。僕も年をとったなぁ。
開宴して1時間が過ぎた頃だろうか、一言挨拶が始まる。実は、これも貴重な時間なのだ。F1ほどではないにせよ、カートもモータースポーツ、しっかりとストーブリーグは存在する。チームメイト同士といえど、こういうデリケートな問題をオイソレとは聞けないのだ。誰がどのクラスに、どんなカートに乗るのか、興味は尽きない。しかし70名もの人数では、1人1分が限度。もっと聞きたいんだけどなぁ…。
僕はブログで散々語っているので、挨拶は手短に。年始に子供が生まれること、女の子なこと、名前が『翼』であること。ガレージCには既に翼君が2人おり、『ダブル翼』などと呼ばれたりしているのだが、来年からは『トリプル翼』ということでよろしくお願いします。生まれた時からガレージCのメンバーです。
さて1次会を終え、若者たちのボーリング組、大人たちの飲み組に分かれる。少人数になったことで、会話の内容も濃くなっていく。気がついたら、終電を逃していた。実は持ち合わせが少なく、少々ピンチ。そろそろ40歳にもなろうオッサンが、人様にお金を借りることになる。カミムさん、感謝です…m(_ _)m
始発まで、ひたすら飲む。本音トークも危ない領域にまで到達。面白かった。カートを始めてからというもの、飲みに行く機会が激減した。夜通し飲んだのなんて、本当に久しぶりだ。翌6時に帰宅。そのまま気絶するように眠りに入る。
…と、ここで終われないのがカートの世界。忘年会参加のため、走行後のメンテナンスをしていないからだ。マイカートを汚したまま年を越すワケにはいかない。再びガレージCへ向かう。
日中落ち着いてカートを見てみると、かなり見落としが多いことに気付く。恐ろしいことにブレーキの補助ワイヤーが切れていた。アクセルワイヤーを新品に交換し、古いモノをブレーキの補助ワイヤーとして交換する。またフロアパネルのナットが飛んでいた。ひょっとして、これがタイムダウンの原因だろうか?? いろいろと思いを巡らせる。なんにしても、これで安心して年が越せるというものだ。次にマイカートに乗るのは1月10日。しばしのお別れだ。
その1週前の1月3日、ツインリンクもてぎの北ショートで、レンタルカートフェスティバル(以下RKF)にむけたスポーツカートGT-1のテストに参加する予定。実際にはRKFでGT-1に乗ることはないのだが、先の飯能での反省もあり、もてぎの慣熟に努めたいと思ってのこと。もっとも出産予定日が1月7日なので、「何もなければ」という条件付き。酷い夫だが、妻は「行け!」と言ってくれる。理解があるにも程がある。翼、ちょっとだけ待っててね。