今日はレーシングカート練習走行に、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

灼熱のサーキット秋ヶ瀬

先のレースから久々の走行。覚悟はしていたが、とんでもない暑さだった。38~39度だとか…。今年走行した中では、間違いなく一番。ただ次戦は更に過酷になる可能性もある。ここ数週間は耐暑アップを目的に過ごしてきたが、こういう練習を乗り越えてこそ本番に活きるというものだ。

では、暑さで何が失われるか? そりゃもう集中力。試しに炎天下で『タッチ ザ ナンバーズ』などのパズルゲームをやってみると分かる。平時より、1ランクも2ランクも成績が下がってしまうだろう。カートの場合だと、ラップタイムが安定しないし、考えて乗ることが疎かになる。つまり実のある練習にならないのだ。今日ヘバるのは想定内だが、早く暑さに慣れなければ、その分レースまでの練習が無駄になってしまうのである。

そんなこんなで迎えた朝1本目、例によって頂きモノのハイグリップ『AKMT目覚めろタイヤ(以下AWT)』で走行。今回から使うAWTは、現在カート休養中のチームメイトから頂いた昨年卸しのタイヤで、サーキットカートで使用していたモノらしい。良い具合に硬化が進んでおり、タイム的にはセミハイグリップSL6並だった。経験上、朝一本目の路面が悪い時にSL6で出したタイムは、その日のターゲットタイムになる。しかし全然セットが合わず、ターゲットとするのはタイム次元は低かった。

朝2本目、本来なら正規のBS07に履き替えるところだが、AWTのまま継続。もう交換する気力がなかったのだ(汗) 乗りにくい状況は変わらず、路面が改善されているのに、タイムは落ちてしまった。

それにしても体力的にキツイ。やはりタイヤ交換する気力がなく、朝3本目もAWTのまま。せっかくなので、禁断のAWTでセット変更を軽く行ない、少しタイムは持ち直した。

昼休みになってセットはリセット、ようやくタイヤもBS07にスイッチする。午後1本目の走行では、思い切りリアが足らず、タイムは28秒に遠く届かず。他の方のタイムを鑑みるに、決してコンディションは良くないのだが、それにしてもというタイム。というか、このセットにしてこの挙動ってのがショックだった。何かがおかしい??

意識が朦朧とするなか、午後2本目。どうにもリアが足りない症候群。かといって、これ以上リアに施す手はない。そこでフロントを弄った。フロントを弱くというか、柔らかく。乗り心地は好感触。フロントを柔らかくして、好感触なのは初めての体験。しかし、わずか3周でチェーンが切れた。今日は20分セッション、2本目の走行を諦め、コース上で皆の走りを観察することにした。炎天下の中ヘルメット被って立ちぼうけだが、走っているよりはマシなようで、体力は幾分回復した。

この日最後のセッション。若干気温は下がったが、まだまだ快適には程遠い。しかしセット変更は功を奏したようで、ベストタイムは午前中AWTで出したものを上回り、ベストは28秒8後半。周囲と比較しても、まずまずと言えるかも??

走行後のメンテナンスをしていて、驚愕の事実が判明した。シャフト・ベアリングとサポート・シャフト・ベアリングを固定するボルトが飛んでいたのだ。先週ベアリング交換を行なったばかりであり、完全なメンテミスである。いつ飛んだのか不明だが、リアが足りなかったのも合点がいくし、チェーンもそれで切れたのかもしれない。他にダメージが波及していないか気になるところだが、結果的に新しい方向性を開拓できたのは大きかった。

さて、今週末の秋ヶ瀬走行日は変則的で、16日(土)は午前貸切で午後のみ走行可。17日は午前半日のみで午後からはチャレンジカップ。実は17日は法事で田舎(兵庫)まで帰省しなければならないため、レース2週間前練習は16日の午後半日のみとなる。

その代わりといってはなんだが、17日の法事が早く終わったら、『姫路ドリームサーキット』に遊びに行こうかと思っている。調べてびっくり、最寄りのインターチェンジそばなのね。田舎からクルマで50分程。帰省でカート予算削っちゃってるから、乗るかどうかは家庭の事情。

あ、それとちょっとレンタル続きなのだが、23日(土)はF.ドリーム平塚で同僚達のカート大会に参加。例によって懐事情は真っ赤なのだが、ほぼ強制なので仕方ない。こちらは家庭から予算援助があり、乗ること自体は確定…。14時スタートのグループパック。しかしレース1週前練習の前日だけに、無理だけは避けたいところ。クルマだから呑みは無しね。