今日は『CAカートレース』最終戦の1週前練習として、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

いつものレース1週前なら、エンジンのナラシがあったりと、いろいろバタつくことが多い。でもこの日のナラシはなし。これはピストンに耐久性の不安があり、早々に最新型へとスイッチ、すでにオーバーホール~ナラシを終えているため。そのせいか、とても落ち着いた1日を過ごせた。どちらかといえば体調面に不安あり。ここ2~3週間、風邪の症状が治まってはブリ返す…を繰り返している。これは薬を飲んで、早く寝るしかない。風邪はともかく、カートに乗る場合は睡眠が基本だ。特にオッサンは(笑)

というわけで、この日のトピックは別にある。自分へのボーナスとして投入する新パーツ、サイドバンパーだ。もちろんレースに向けたパフォーマンスアップが目的。いつもならデザイン・データを起こし、業者にステッカー作成を依頼するところだが、今回ばかりは時間がないので、装飾は最低限、カッティングシートで自作することにした。

AKMT翼と新サイドバンパー新サイドバンパー装着!

結局、連日の夜なべで体調を崩す(汗) このサイドバンパー、選手権などで流行したので、ご存知の方は多いでしょう。もともとはTONYKARTの純正カウルと同型だが、今シーズン半ばにライバルであるはずのビレル系チームの多くが採用した。フリーライン(ビレル)純正と比べると、とにかく軽い。重心から遠いパーツが軽くなると…、その効用は比較的想像し易い。秋ヶ瀬のようなストップ&ゴーのコースでは微妙かもしれないが、こういう積み重ね系のパーツが大好きなんですよw あとバンパーステイが柔らかいってのも影響が気になるところ。珍しくカートの基本セットは決めてあるので、このサイドバンパーをポン付けしてどうか。セットの微調整やドライバーの慣熟がこの日の課題となる。

というわけで、ようやく走行。この日のサーキット秋ヶ瀬は、レース1週前としては比較的空いていた。20分×3セッションではあったが、TIAのトップ勢がSS走行枠に混ざって走るという変則的なスケジュール。これは恒久的な処置なのだろうか? 1本目は例によって、頂き物のハイグリップ『AKMTめざめろタイヤ(AWT)』で走行。陽気はあったが、やはり11月末。夏~秋とは異なり、グリップ感は低い。AWTも磨耗が進んでアドパンテージは小さく、タイム次元は低かった。

午前2本目の走行から、規定のBS07にスイッチ。ここからが本番である。多少ヤマは残っているが、6月のタイヤ。1戦を1レース落ち、1戦を欠場しているので、どうタイヤをやり繰りしても厳しい。それでも、いつものレース1週前と比較して、ライバル勢との差は縮まったような気がする。午前3本目の同様の手応えを感じる。

基本セットと新しいサイドバンパーの組み合わせ、やはり微調整が必要かもしれない。乗り方で対応しようと四苦八苦。ただタイム次元は悪くないので、我慢のしどころなのかもしれない。セット調整すればワンランク上に行くかもしれないし、乗り易いけど遅くなるかもしれない。午後からの焦点が見えたような気がした。

しかしながら、身体がついてこなかった…。体力面で消耗が激しく、集中力が低下し、とても吟味が出来る状況ではない。午後2本を終えて音を上げてしまった。最終セッションを残して撤収を始めようかと思った時、ガレージCスタッフの師匠・岡田さんからナイスな助言を受ける。レース前日は雨かもしれないし、レースまでにドライで走れるのは今しかないかもしれない。老体に鞭打ち、この助言を試すことにした。結果は良好? 気温の低下でタイムは落ち込んだが、解消傾向にあるような…。集中力は欠如したままなので、信頼性は低いが、このセットを基本とすることにした。

そう、レース前日は「雨」予報。レース当日は「曇り時々晴」。朝一番のタイトラはウェットかもしれない。前回のレースも雨絡みだったので、今回はスカっとドライで勝負したい。我こそは思う晴れ男、晴れ女の皆さん、是非とも観戦においで下さい。熱烈歓迎!!