先週末の日曜(4月8月)、『CAカートレース』第2戦の1週前練習として、サーキット秋ヶ瀬へ行ってきた。

ピーカンの秋ヶ瀬

なんとか休みの許可(指定)が出たレース1週前。これで来週のレース出場が益々怪しくなったが、その準備は出来る限りしておきたい。当然レース前日に練習できる確証はなく、確認事項も多かったことから、予定を変更して1日走行とした。予報では最高気温13度と若干低めだったが、体感ではもっと暖かい。風も弱く、絶好のコンディションが予想される。

午前1本目は例によって、頂き物のハイグリップ『AKMT目覚めろタイヤ(以下AWT)で走行。摩耗が進んでいるのでタイム自体は出ないのだが、それでも1本目から非常に良いコンディションであることが感じられた。事実ライバル勢のタイムは、とても朝1本目とは思えないもの。

さて先述の確認事項だが、先週の練習時に浮上したメカニカルな異常と思われる様々な症状。これが検査入院後に解消されたか否か。1本目では好感触を得たのだが、タイム次元が低く、症状が解消できなかったのか、はたまた単にAWT摩耗の問題なのか、その判断に自信はなかった。

午前2本目の走行から、規定のBS07で走行。ここで無事解消していることを確信した。これでその後の確認メニューが軽減、通常の1週前に近い状況となる。タイム的には1名飛び抜けている選手がいるものの、他のライバル勢とはトントン。ようやくマイナスからゼロ地点までは戻ることができたようだ。

その後のセッションは、ひたすらセット変更~確認を繰り返す。コースはかなり混雑しており、なかなかクリア・ラップが取れず、タイムだけで推し量るのは難しい。あまり良いとは言えない自分センサーで、ひとまずセット候補は絞ってみた。

ちなみにこの日は、年に何度かある『神コンディション』といわれる日だったようだ。僕も1年半ぶりに自己ベストを更新したが、これは他のドライバーにも当てはまる。同じクラスのトップからはコンマ2の遅れ。自己ベストも素直に喜べない。残すタマはレース用エンジンのみ。これで差を詰められるのか? エンジン頼みにする前に、何か考えよう。

もっともレースに出場できなければ意味はない。仕事が休めるかどうか、こればかりは僕の関知できるところではないのだが、何かが好転するのを期待して、出来ることから頑張ろうと思う。